30万文字突破 記念回
「30万文字突破だあああああ!! 駆逐してやるうう!」
こんなに続くなんて思わなかった……。
『駆逐? なんで?』
「え? いやなんでと言われても……その駆逐したいから……」
『なにを駆逐するの?』
「巨人を……」
『巨人? 巨人なんているの? 何処? 見せて! 早く! アタチ巨人見た事ない! でもなんで駆逐するの? 悪い事したの?』
「いや何処ってあのその……」
「はあ。リュイ様、それ以上質問責めにすると洋一が死にますよ?」
『えっ!? ヨーイチ死ぬの!? 嫌だあああ!! ごめんねえ、ヨーイチ死なないで!』
「うん……その、大丈夫だから、うん……」
「そんな事より、30万文字よ。私達の話が30万文字超えたのよ? 30話が限界かと思ってたのに」
「それは、皆んな思ってただろ……」
『アタチを主人公に、スピンオフとか書かれないかなあ。ファンアートも欲しいなあ……』
「露骨過ぎるだろ……」
『ヨーイチと蘭は描いて貰ったじゃない! ずるい!』
「リュイ様、それは作者に言って貰わないと……」
『作者のハゲ! ヤカラ! 私の話をメインにしろ!』
「すげえなリュイ……余りにも清々しいよ! 応援するぜ!」
『うるさい!! くらえ!』
「びゃああああああああ」
「理不尽だけど、洋一が悪いわね」
「ヨーイチ大丈夫なの?」
レイ先生が駆け寄って来てくる。優しい! まさに神!
「レイさん、大丈夫だよ。俺達の業界では、ご褒美だからね。ねっ洋一君」
「業界? ご褒美?」
ご褒美な訳ねーだろ! こっちはMじゃねえんだよ! しかも毎回電撃だぞ! 蝋燭とか鞭じゃねえんだよ!
SMクラブじゃねえんだよ! スタンガン毎回当てるプレイとか、嫌過ぎるわ! 死人が出るぞ! ……と思っても口に出せない、師匠が怖いから……。
「おやおや? もう少し電撃が欲しい? 電撃のおかわり? 通だねえ洋一君! リュイちゃんキツイのいっちゃってー!」
え? まさか心を読まれた? キツイのいっちゃって? もう一発喰らうの? 死ぬんじゃないかな?
『アタチの電撃を聞けええ!!!』
電撃は歌じゃありませんからあ! 歌を聞けええみたいに言わないでぐぎゃああああ!
あれ? お花畑が見えるぞ……香奈? 戻れ? 来ちゃダメ?
『鷹と一緒に異世界転生 〜相棒任せの大冒険!〜を宜しくお願いします!』
「あっ今回の締めは、リュイ様なんですね。物凄いドヤ顔だ……」
「リュイちゃん最高かっわいいい!! ふー!」
「師匠のテンションが高杉だよ……。リュイ、頼むから、もう俺に電撃をあてないでくれ……記念回で、死んでしまうから……」




