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鷹と一緒に異世界転生!〜相棒任せの異世界大冒険〜  作者: 貝人
第五章 怪異が統べる妖の国
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50000PV突破記念! 節分スペシャル


「なっな……なんと、PVが50000突破! まさか、こんなに沢山の人に見て頂けるなんて……! 感想も31件! ありがてえです!」


「本当にありがとうございます」


「読んでくれた、皆様のおかげで、ここまで来れました! 作者も、俺達もまだまだ未熟ですが、暖かく見守って頂けたら幸いです!」


「私の絵も、貰えたしね」


「あれは、めちゃくちゃ嬉しかった!」


「作者の涙腺が、緩みまくるね。感想が30件越えた時も……」


「そんな訳で、節分編スタートです! ぜってえ見てくれよな!?」


「洋一、そのネタ、通じるの?」


「蘭……そう言うツッコミはやめて……」



「節分って、異世界だしねえ。オーガとかゴブリンに豆でも投げる?」


「蘭、ゴブリンって、鬼なのか?」


「一応小鬼って、書くよね」


「あっ! そう言えば、某スレイヤーさんが、小鬼って言ってた気がする!」


「じゃあ節分だし、僕がゴブリンとオーガを出してあげるよ」


「師匠! ガチな奴に、豆を投げても殺されるからやめて!」


「まあまあ、良いじゃない」


「良くなあああああい!」


「そりゃ!」


 師匠が剣で地面を叩くと、赤いオーガと、青いオーガが、虎柄の腰蓑をつけて。元気よく飛び出してきた。ゴブリンのおまけつきで……。いや、これ死んだろ。


「グウオオオオ!!!」 「ぐぎゃっ! ぐぎゃっ!」


 オーガは元気に、金棒を振り回している。ゴブリン達は、棍棒で地面を叩いている。


「さあ、洋一君。豆を持つんだ!」


「はっはい……」


 豆を渡された……。こんな小さい豆で、倒せるはずがないのに。


「じゃあ、僕から行くよ!」


━━━━ぱちゅん!


 ゴブリンの頭が弾け飛んだ。


「当たりー!」


「ひえええ!! 豆って、ゴブリンを殺せるんだな……」


「いや、殺せる訳ないでしょ。葵がおかしいだけだよ」


━━━━ぱちゅん! ぱちゅん! ぱちゅん!


「あはは、めちゃくちゃ面白い! ゴブリンの新しい倒し方だね!」


「オエエエエ! グロい! グロすぎる!」


 逃げ惑うゴブリン達。オーガ達は、岩陰に隠れている。これじゃあどっちが鬼かわからない。


「鬼はー外!」


 師匠が、ノリノリすぎる。


「はあ。もうめちゃくちゃだよ。そもそも、洋一達は節分の意味をちゃんとしってるの?」


「知らない」


「豆投げるイベントじゃないのー? そりゃ! 逃げるな、オーガ!」


 ※豆は魔滅(まめ)に通じている。無病息災を祈る意味があると言われている。

 京都の鞍馬に鬼が出たとき、毘沙門天のお告げにり、大豆を鬼の目に投げつけたところ、鬼を退治できたという話が残っている。

 魔の目(魔目=まめ)に豆を投げつけて、魔を滅する(魔滅=まめ)と言う説がある。


「なんか、親父ギャグみたいだな……」


「あくまで、昔話の一つだからねえ。邪気を避けるって言う意味合いが強いんだよ。歳の数だけ、豆を食べるって言う厄除でもあるんだよ」


「なるほどなー。瘴気を放つ神殿には、これから豆をぶつけて終わりにしよう」


「それで祓える訳ないでしょ」


「豆を歳の数食べるんだよな? じゃあ俺は、なん個だ?」


「えっ? さあどうなんだろ?」


「邪神の因子も豆で祓えないかなあ」


「それで祓えるなら、話は簡単なんだけどねえ……」


「死ねい! 鬼どもめええ!!」


「師匠は、鬼退治に夢中だし……」



「あはは。結局めちゃくちゃになったね。これからも、鷹と一緒に異世界転生 〜相棒任せの大冒険!〜よろしくお願いします」


「応援、お願いしやーす!」


『ちょっと! アタチの出番がないんだけど!?』


「いや、あのな? リュイ、もう挨拶だから」


『鬼とヨーイチに〜ッ電撃! 福はーアタチ!』


「リズムが、悪ッぎゃああああああ!!!」



皆様、お読み頂き本当にありがとうございます。皆様のおかげで、楽しく創作活動ができています。

今後とも、応援よろしくお願いします!

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