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旅に
沢渡さんに見送られて、わたしは、部屋を後にする。少しの時間だったけれど、とても素晴らしく濃い時間を過ごした。
「また、いつでもお待ちしていますね!」
沢渡さんのほんわかした柔らかい笑顔。私はこの笑顔をきっとずっと忘れることはないだろ。
「ありがとうございました」と私は頭を下げた。
そして、私は一人で旅に出た。
今、私は沖縄の地にいる。風がスカートの裾をなびかせる。海辺を散歩する。ゆったりとゆっくりとした時間が流れている。今までは明らかに生き急いでいた。
沢渡さんに時にはゆっくりと生きてもいいことを教えてもらった。
この旅から帰ったら沢渡さんにお礼を言いにいこう!




