4/4
ルパンになる男3
部屋に入った俺は、ケータイを取り出し電話をかける。
この時代にはスマートフォンは無かったんだなこれが
「まだ俺のシマで麻薬売ってる奴がいるのか?」
俺は中学に上がってから地元ではそこそこ名の売れたヤンキーをやっていた。
「はい…ヤッてもヤってもキリがありません。」
電話の向こうの相手がバツの悪そうに言う。
ここで俺は幾つかのパターンを考えた。
1、どっかの大学生サークルが小遣い稼ぎでばら撒いているか
2、何者かが裏で何かを考えているか
3、最近やってきた米軍の軍人がばら撒いているか
俺の予想では明らかに3だが視野を広げた方がいいな、
「オッケー、りょーかい、引き続き尻尾を追ってくれ」
そう言うと俺は通話を終了した。
「クソ…胸糞悪いぜ…」
この町……いや、日本は腐りつつある。海外からの影響は強い上に、海外から来た奴に頭があがらねぇ…
そんな事を考えながら俺は夢の世界に堕ちた。




