5話 新興温泉宿の罠!
俺は帰宅するとヒースケに「おい、ヒースケ!盆休みだし明日羽根伸ばしに温泉宿行くぞ!」と言った。
ヒースケは驚き「マジっすか!」と言う。
「あぁ、取引先でタダ券貰ったんだよ」
次の日…。
新興温泉宿までバイクで向かう2人。
フロントで受付を済まし部屋へ向かう・・・景色も良い。
早速2人で温泉に入る。
「兄貴、すげー気持ちいいっす!」
ヒースケはバシャバシャと泳いでいる。
「ヒースケ、背中流してやるよ」
ヒースケの背中を洗う。ヒースケも俺の背中を流してくれた。
温泉をあがると料理を食べる。
どう見ても普通の温泉宿なんだが・・・
だけどなんかおかしいな?どーも悪魔の気配が・・・しかも1、2体じゃ聞かない勢いだ、妙だぜ
ちょいとヒースケと相談して探ってみることにする。
「殺りがいのありそうな2匹だな」
「そうですねぇ」
「2人とも眠りに付いたころに実行しましょう」
わーお、悪魔だよなんか殺る気満々だよなんかヤバげな相談してるよ
・・・ん?袋のネズミ?じゃあ何か、タダ券くれた取引先の兄ちゃん、あいつもグルか!
罠にかけていたぶり殺すつもりだろうがそーはいくか、宿ごとぶっ潰してあの兄ちゃん締め上げちゃる!
俺は首謀者らしき悪魔達を不意打ち同然に切り裂く、残った悪魔も切り裂いていく。
ヒースケには下っ端の始末を頼んでいる。
2人でバイクで家に帰る。
楽しいはずの温泉旅行がいつもと変わらない日に変わった。
だが温泉だけは気持ち良かった。