表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
75/407

71話 ギルマスが酷すぎるんだがwwwww

「おやっさん!いますかー?」


首根っこを掴まれ、カウンターの中へと拉致られた俺は現在

又もやデカイ強敵(ドア)と相対していた。


フッフッフ。今回こそは誰にも邪魔されずお前と戦えるぜ!

そう心のなかで叫んで、相手の返し文句を待つ。

が、我が強敵から出る音は



「zzzzzzzz。」


「そんなことだろうと思ったよチクショウ!おら!起きろこの酒飲みギルマス!」


――――――バッコーン!


なっ!我が強敵をいとも簡単に蹴り破った!?

くっ!どんなエネルギーを秘めているんだ貴様はぁ!?

ここまではただの目付きの悪い兄ちゃんとしか考えていなかったが、

少々評価を改める必要があるな………………。


俺が一人で中二コントをしていると、とんでもないアルコール臭がしていることに気がついた。


「はぁ……。清掃員の苦労が計り知れないぜ……………。

おい!ギルマス!ウィルの弟子だ!起きろ!」


――――――――ガスッガスッ。


目付きの悪い兄ちゃんがギルマス(笑)を勢い良く蹴り始める。

うわあ、アルコール臭の犯人ってこのギルマス(笑)だったのか。


「何言ってんだよ~。ウィルの弟子ってまだ8歳かそこらだろ?

まだここに来るわけねーじゃん。

じゃ、俺は寝るぜ~。zzzzzzzzz。」


ダメだ、この酒飲み。ギルマス(m9(^Д^)プギャー)にアップグレードだな。


「おい、ウィルの弟子。お前、確か光属性だよな?

『アンチスリープ』を使って欲しいんだが。」


何で知ってんだ!?とか思ったが、よくよく考えればさっきも煙玉

強請られたな。ということは俺の情報は漏れているのか。

いや、マジで何したよ、先生。


でもまぁバレているものはしょうがないし普通に治癒魔法を使うか。


(アンチスリープ)


「zzzzzzzzz。」


「「!?」」


効かない!?

ど、どれだけ深い眠りなんだ!?

これじゃあまるでの◯太じゃねえか。

まさに惰眠マイスター。


くそう、どうにかして起こす方法はないのか!?

耳に叫ぶにしても、兄ちゃんが今やってる最中なので効かないのは

実証済み。


ちょっと待てよ、この人って一応ギルマスだし強いんだよな。

じゃあ、ちょっとやってみるか。


魔手を圧縮して『ウィンド・ブースト』で加速し突き刺す。

これならばかなり痛いはずだ。絶対起きる。

怪我は『ヘイレン』で治せばいいし。

因みに、1ミリも八つ当たりは入っていない。多分。


ということでレッツゴー!

魔手を展開できる限界の8本までだし、圧縮。

『ウィンド・ブースト』を限界まで発動し、


「起きろオオオオオオオオ!」


叫び声とともに右腕に振り落す!

その瞬間、ギルマス(m9(^Д^)プギャー)の目が見開き、


「どっせえええええいいいいいい!」


魔手を握りつぶした。

へ?魔手って握りつぶせるもんだっけ?

いや、それはありえない。この人が多分異常なだけだ。


「やっと起きたなクソギルマス!」


ギルマス(m9(^Д^)プギャー)が起きると同時に兄ちゃんが顎に向かって

膝蹴りをする。が、ギルマス(m9(^Д^)プギャー)はひらりとそれを躱した。


くっ!奴め、身体能力が高すぎる!


「おいグラン、ちょっと落ち着こう。「死ね。」酷くね!?

で、さっき俺様にとんでもない魔力をぶつけてきた君「もう寝るな。」ちょっと待て!?俺等初対面だよな!?酷くね!?」


俺等は悪くない。悪いのはアンタだ。


「おまえまさかっ!生き別れしたジョーか!?」


「何初対面じゃない感出そうとしてんだよ!?

おいおい、ちょっと真面目にやろうぜ?「「アンタが言うな。」」

…………………。

そこの小さい君「誰がチビだ。」そんなこと言ってねえし!?


真面目な話、君がウィルの弟子ってことでいいんだよな?」


くそう、素直に頷いてしまう俺が悲しい。


「んじゃ、今お前がどんな扱いを受けているか知りたいだろ?

俺が教えてやr「グランさん、教えてもらえる?」「勿論だ。というかこんな惰眠ギルマスには任したくねえし。」お前らの中で俺って一体何なんだ!?」


「ギルマス(m9(^Д^)プギャー)。」

「欲にしか従えない酒好き惰眠家。」


「くっそおおおおおおおおおおおおお!」


諦めろ、おやっさん。あんな様を見せつけられてこうならないほうがおかしいから。自業自得だな。


「じゃ、グランさん、さっきの話の続きを。」


「そうだな。というかこんな人間の近くにいちゃあ俺等までこんなになる。

早くここを出よう。いや、ギルマスに見せようと思った俺が馬鹿だった。」


「散々だ…………。」


俺等は隣の部屋で話すことにした。

予約掲載使ってみました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ