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62話 俺と夜更かしはいわば陽と影の関係にあるのさ…………(キメ顔)

それぞれの仕事が終わった俺達は、基地でその成果を話し合い、

そして俺以外はもう就寝している。

因みに、三人の成果は以下のとおりだ。


まず、俺の成果から。


・煙玉


これはもはや必須アイテムだ。

イタルペナ城塞都市までの道のりも結構危険らしいし、冒険者になった後でも

役に立ってくれるはずだ。


・マッチ


これは大量に準備した。

まあ、また後で作らされるんだけど。

あ、そういえば暖を取るにもこれ使うな。

作っておいてよかった。


・麻袋っぽいもの


ちょっとしたかばんみたいなものだ。

これも大量に作ってあるので、腰にぶら下げまくる。


・黒色火薬


これは持っていくか悩んだが、持って行くことにした。

コイツなら一発逆転が狙えるしな。


・こんにゃく


これが勇者戦で言っていた奥の手。

ソースはル○ンだ。

いや、本当は普通に切れるのだが、五ェ門みたいな超速の剣なら受け止められるかもしれないと考え、試してみた。

結果、成功。俺がめっちゃ集中して『ウィンド・ブースト』まで掛けて

何本もまとめて束にした高速の魔力の手(槍ver)を受け止めた。

やはり光魔力の込めた水をあげたのが良かったのだろうか。


因みにギルに見せると速攻で食い始めた。

俺はこんにゃくとチョコだけは前世のトラウマで食えないので、

あんぐりしてた。よく食えるな。


・石礫


石礫に使えそうなので一応『アース・ホール』で作りまくった。

けっして剛力モンスターが良く投げる二〇キロの「ラッシャイ!」野郎ではないので注意していただきたい。


ここからは食糧だ。


・野菜類


俺の畑から大量に収穫してきた。

さっきも言った光魔力の込められた水を使ったり工夫しているので

味は結構いいはずだ。

日持ちはあんまりしなさそうだから適度に洗いながら頑張ることにした。


・砂糖


なんか高く売れそうなので石の容器に結構入れといた。

生活費がこれで当分はいけるだろう。


・干し肉


これは量が少ない。

元々肉の手に入る量が少ないし。

しかも塩使うから更に作れない。

因みにリーダーがお詫びにくれた物である。



次に、ギルの成果。


といっても碌な武器は二つしか見つからなかったそうだ。

しかもどちらもゴミ溜めにあったそうで臭い。


・凹みまくった小さめの鉄の棍棒


なんかもう使い物にならなさそうなのだが、まあ石の棒よりはマシだろう。

あと、かなり重そうなのだがギルはちゃんと持ててた。

そういえばギルって亜人だったな。筋力は人間よりあるのかもしれない。


・少々穴の開いた鉄の小盾


こちらも使い物にはならなさそうだが、俺等には有難い。

これはシュウが持つことにした。

こちらも重そうだが小盾だったお陰でギリギリ持てるそうだ。


以上。


くっそおおおおお!俺だけ徒手空拳かよ!いや、まぁ柔道あるけど。

と思ったが、俺には頼れる魔力の手(相棒)がある。槍にも何にでもなるし

大丈夫だ。



最後に、シュウの成果。


イタルペナ城塞都市への道のりを沢山の人に聞いて回ったらしい。

道は結構直線的だったためにすぐに覚えた。

というか前世でゲームのマッピングしまくってた俺舐めんな。


因みに、イタルペナ城塞都市は北西の門から走れば三日で着く。

意外と距離短いんだな―とか思ってたが、よくよく考えてみたら

この世界の人間って最高速度がボルト超えるんだった。

基準がもうわけわかんねーことになってるぜ、ホント。


けど、早く着くとわかったのはいいことだ。

シュウ、よくやった。



とまぁ、俺等の成果はこんな感じになった。


それにしても旅を自力でやろうと思うとめんどいんだな。

家族旅行するにしても俺はゲームと充電器しか準備してなかったし。

うん、新鮮だ。


さて、もうそろそろ大量生産やるかな。

今日は徹夜だな。

つうか、俺前世からずっと夜更かししてるような気がする。


俺はため息を付きながら倉庫に向かった。

テスト、貴様の野望は潰えたぞぉ!


とか言っときながら話ちょっと短いです、すみません。


剣と魔法のログレスにハマったのがいけなかったんだっ!


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