火種を蒔く
day[from 3 to 4]
気が付くと私は砂浜に横たわっていた。
不思議なことに、ついさっきまであった空腹感や水分不足がなくなっていた。
さらに、徐々に忘れていきそうな夢を、繊細なまでに思い出せる。
その夢は、何やら機械のようなものの中で、火が点火される様子だった。
機械の中では、二つの木の棒が回転していた。
その二つをくっつけると、火のついた球ができていた。
これは、走馬灯なのだろうか。
走馬灯は、自分が生きるための方法を昔の記憶から探しているらしい。
でも、私にこんな記憶はなかった筈だ。
とにかく、木と木を擦り合わせると火を付けられるということだ。
そこで、早速火を付けようとしてみた。
木と木を強く擦り合わせる…
しかし、一向に火はつかない。
どうやら、もっと力が必要なようだ。
そこで、砂浜に落ちていた銅線と導線、一円玉、磁石を使ってモーターを作ることにした。
まず、銅線と一円玉と海水を使って擬似電池を作る。
その擬似電池に磁石を乗せて、導線を上に繋げた後、銅線を通して完成だ。
これを応用して主に木の棒などで支えを作る。
これに木を取り付け、もう一度擦り合わせてみる。
「やった…成功だ!」
こうして私は安全な水と灯りを手に入れて、なんとか生き延びることができたのだった。
成果
点火の仕方を身につけた。
安全な水を手に入れた。
作者です!
なんかこの娘、賢いですね…。点火の方法を知らないのに、モーターの作り方を知ってるなんて。何か裏がありそうですね…。(お前が言う?略しておまゆう状態)