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2. 語学学校で誕生日を祝ってもらった話

 4月下旬から語学学校に通い始めましたが、5月に20歳の誕生日を迎えることになります。クラスメイトは私より年上の人しかいなく、私が最年少だったのです。話の流れで来週の金曜日に誕生日を迎えると言ったことがあるのですが、誕生日当日にまさかの出来事が起きました。



 誕生日当日はいつも通り授業を受けていたのですが、私が席を外している間に何かが行われていました。風船が割れる音がし、誰が爆竹を鳴らしたのかと思っていたのです。そもそも私は退出するように言われたのもあり、何が起きているかわかりません。

 入っていいよと言われて中に入ると、教室がピンク色の風船でデコレーションされていました。日本では見ないようなカラフルなデザインのケーキもあります。韓国人のサラというクラスメイトが私に「HAPPY BIRTHDAY」と書かれたピンク色のとんがり帽子を被せてくれました。

 私は瞬時に何があったのか理解できたのです。退出するよう言われたのも事前準備のためであり、クラスメイト全員が私のために20歳の誕生日を祝ってくれました。私はもう涙が出そうなくらい嬉しかったです。こんな幸せ者は他にはいないのではないかという気持ちでした。ケーキはサラの旦那さんを通して準備してくれたとのことです。最後にみんなで集合写真を撮り、クラスメイトの家で二次会を行うことになりました。

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