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イセカイロセカイ  作者: Elisu Arina
赤の章
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第5話 二人の兄と世話係


 彼の短い髪は先端がツンツンと四方八方に立ち上がっていたが、それに負けず劣らず目尻を尖らせていた。

ところが怒鳴られた相手は驚くでも臆するでもなく不思議そうに相手を眺め、

(なんか、怒ってる?)マゼンタはそんな風に思っていた。

コチニールが真っ赤な瞳の彼を振り返る。

「カーマイン?」

「おまえも反対なのか?」

クリムスンも問いかけた。

カーマインはコチニールの隣へズンズンと歩いてくると、

「反対だ反対に決まってんだろっ!」

唾を飛ばして吐き捨てた。

「ほらね」

眼鏡を掛けた葡萄も、ほら見たことかとぼそり呟く。

カーマインは「養女⁈いきなり来て養女⁈なんだよそれっ⁈」

自分より遥かに大きな父親に食って掛かる。

クリムスンが諭すように「だからちゃんと経緯■説明しただろ」

しかし葡萄はここぞとばかりに蒸し返して、

「たとえ説明したとしてもすぐ■納得なんて出来るものじゃありません■」

クリムスンはいつも冷静だった。それは戦場で数多くの敵に囲まれようと、青の色光(しきこう)が空から降ってこようと微塵も心揺らがせることはなかった。

だが今ほんの少しだけ、どうしたものかと頭を悩ませていた。まさか我が息子に反対されるとは……

葡萄は大男の表情に、これはもしかしたら頭首の考えをひっくり返せるかもしれないと考え始めた。だからカーマインを後押ししてさらに追い打ちをかけようと、

「ただでさえ多感な年頃……」

そう言いかけたのだが、その先に割って入ってきた彼の言葉に愕然とすることになる。

「なんで養女のくせに俺の〝姉〟なんだよっ‼」

カーマインの叫び声が屋敷の障子を揺らした。

クリムスン、コチニール、葡萄の三人は一瞬理解が追いつかず「……え?」

と、返すのが精一杯だ。

当然彼らに理解出来ないことが少女に分かるはずもなく、

「ん……?」

マゼンタもそう言い放つしかない。

だがカーマインは皆の反応など関係なしに続ける。

「俺のほうがずっとこの家にいるの■、なんで今いきなり来たこいつが〝姉〟になるんだよっ‼」

クリムスン、コチニール、葡萄は啞然とし、マゼンタは、

(え……どういうことだ?)

内心言っている意味が全く理解不能だったが、それでも脳をフル回転させて何とかついて行こうとした。

するとコチニールが彼におずおずと告げる。

「だってそれ■、マゼンタのほうが明らかに年上だから……」

「そんなの関係ねえよっ‼」

カーマインは兄の言葉を遮った。

コチニールは心の中で(いや関係あるよね、普通にあるよね)

と、一応反論した。

カーマインは少女に向き直り、

「俺のほうが生まれてからずっ……とこの家で暮らしてきたん■!だからおまえは〝姉〟じゃなく俺の〝妹〟だっ‼」

「妹?」

思わずマゼンタが口に出す。

コチニールは呆れて「どういう理屈……」

クリムスンと葡萄は各々自分の額に指先を当てて溜息をつく。

少女は熟考した。

(養女の場合は年が上でも一番下になるのか?)

実際そんなことはなかろうが、記憶を失っている彼女にとってはそれが真実となってしまう。

しかし彼女の事情などお構いなしに、

「とにかく!マゼンタ、おまえは俺の〝妹〟だからなっ‼」

と、カーマインは少女に向かって人差し指を勢いよく突き出す。

彼女は何だかしっくりこないながらも、

「……わかった」と答えた。

「えー……」

コチニールが呆れ果てている。

葡萄も「やれやれ」

援護するはずがこんな方向へ進むとは、と思いつつカーマインらしいと諦めてもいた。

コチニールは父親に顔を向ける。

「いいの?」

「おまえたち■この子を受け入れてくれるなら姉でも妹でもどっちでも構わんさ」

クリムスンは何だかんだ解決したことにほっとしていた。

これでマゼンタが養女になる件は解決、と。

「父上は寛大だなぁ……」

「どっちにしろ誰がどう見ても妹に■見えませんから、問題にもなりませんよ」

葡萄がさらりと言う。

その言葉にぴくりとしたカーマインは「見えるよっ!」

眼鏡の彼に嚙みついた。

葡萄は「はいはい」

嚙みつかれても適当にあしらう。

その間マゼンタは、今の決定事項を自分に落とし込むような表情をしていた。

(私は姉ではなく妹、妹、妹、妹……)

大男は何を思ってか彼らの姿に微笑む。

きっと上手くやっていける、女はこの家で彼女一人だが何も問題はない。

コチニールとカーマインとも仲良く出来るだろうし、葡萄は反対したとしても完璧に彼女をサポートするだろう。

だからすぐにでもこの家に馴染む。

そんな風に考えていたのだろうか。

だがその瞬間もほんの一時だった。彼はすぐに気を取り直すと、

「さて、私は男たちに話がある。葡萄、マゼンタに家の中■案内してやってくれ」

名指しされた眼鏡の彼は、

「わかりました」

そう答える他なかった。頭首の命令は絶対だ。

クリムスンは屋敷と畑の間の道を進んでいく。

マゼンタは大男の後姿を目で追うが、葡萄がそれを遮るように彼女を振り返ると、

「さあ、こっちへどうぞ」屋敷のほうへ促す。

少女は返事をしなかった。

しかし先に歩き始めた葡萄に反抗する理由もなく、彼の後に続いた。

先程まで怒りをあらわにしていたカーマインはマゼンタのことなど気に留めず、

「兄貴、稽古の続きをしようぜ」と、袖をまくる。

「あ、うん……」

コチニールは一応答えたもののその表情は新しく姉、ではなく〝妹〟となった彼女の後姿を追いかけていた。


屋敷の廊下は長く真っ直ぐに伸び、床壁天井全ての木目が瞬きする程よく磨かれていた。もし足袋のまま勢いよく走ればうっかり転んでしまうかもしれない。そのくらいツヤツヤと輝いていたのだ。

ところがその廊下をまさに今足袋で歩いている者が二人いる。

一人はここに住んでいる眼鏡の男、そしてもう一人は見たことのない鮮やかな赤紫色の髪と瞳をした少女。

はたから見るとどうやら眼鏡の彼が先頭に立って歩き、後ろをついてくる彼女に何やら説明しているようだ。

「さっきクリムスンが言っていたよう■、お風呂とお手洗いはこの家のを使ってくださいね。そうすれば男たちと鉢合わせすること■ありませんから。あなたの自室は準備が必要なの■後ほど案内します」

「お風呂?お手洗い?」

マゼンタは葡萄の言葉に集中しながら尋ねる。

「今お見せしますよ」

彼は壁に設置された木製の扉の前で立ち止まる。

少女も同じように倣うと、

「ここがお手洗いになります」

そう言って葡萄は扉の取手部に当たる小さな窪みに指を差し込むと横に引いた。

扉と床のレールがこすれ、カラカラと小気味いい音が鳴る。

室内は狭い個室で、小さな窓が正面の壁にはめ込んであり、外からの光が中に差し込んでいた。

床の隅には何十枚だろうか、四角い薄紙が重ねられた小さな箱がポツンと置かれている。

殺風景だった。特に変わったものは何もない。

ただ一つ、長方形の穴をぽっかりと開けた妙な床を除いては。

「……ん?」

思わずマゼンタは声を漏らす。

「記憶■ないとはいえ、使い方はわかりますよね?」

彼女は葡萄を凝視した。

「これは、なんだ?」

「なんだって、便器です」

「ベンキとはなんだ?」

「……冗談ですよね?」

「いや」

「えっ、そこまで記憶■抜け落ちてるんですか⁈」

少女はこれまでのことを思い返す。

(確かにペンと紙の使い方はわからなかったが……)

葡萄は途端に焦り始める。

「えっ、ちょっ、じゃあ、ここまでどうやって、その、あれ■……」

「あれとは?」

「つまり、用を足してきたんですか……?」

「用を足す、とは?」

「だから、その……!」

眼鏡の彼はドギマギする。

その姿は今までの態度とは似ても似つかない。

「ん?」

「なんて言えばいいのか……そう!あれです!どうやって排泄物■体外に排出してきたんですかっ⁈」

彼の声が誰もいない廊下に響き渡った。

意を決して、言葉を慎重に選んで、理解が出来るだろうと、これで何とか理解してくれと期待を込め、恥を捨てたつもりで本人は口にした。

だが相手はやはり意味がわからなかったのかアホ面をさらしていた。

葡萄は顔を真っ赤にすると、

(って、私は何を言っているんでしょう……!)猛省し始める。

しかし少女はそんな彼の様子など全く把握出来ずに淡々と、

「排泄物?排出?」

再度追求する。

眼鏡の彼は顔をブンブンと横に振って、

「もういいですっ!荒野なんてそこら中し放題■しょうからっ!でもここではこの場所でしてくださいねっ!」

「はあ」

彼女はほぼ押し切られる形で一応そう答えた。

「で、使い方ですがっ……!」


葡萄とマゼンタが一言も発さずお手洗いの前で並ぶように立っている。

眼鏡の彼は自らの手に収まるサイズの長細い形をした携帯端末を持っていた。そして今、その画面を隣の彼女に見せるように突き出すと、自分は顔をしっかり背けている。

少女はというと画面を見ながら愕然とし、言葉を失っていた。

葡萄は顔をまた真っ赤にさせて、

(あぁ、なんで私がこんなことまで……)

と、自分自身の職務を呪った。

画面には便器にしゃがんで使い方を説明している映像が事細かに映し出されている。

マゼンタは恐る恐る画面を指差すと、

「あの、これ……」

「言いたいこと■わかります。ですがこれが使い方ですから、このように使用してくださいねっ……!」

少女は愕然としたまま画面を見続けた。


気を取り直した葡萄とマゼンタが廊下を歩いている。

眼鏡の彼は深呼吸をして自らを落ち着かせ以前の冷静な状態に戻ったようだが、少女はあまりの衝撃映像に頭の中がクラクラしていた。記憶がないというのはなんと厄介なことか、自分も記憶を失う前はあの映像のように使用していたはずなのに、全く憶えていないとなるとその光景はかなり刺激が強かった。

「次にお風呂ですが」

葡萄はまた別の扉の前で立ち止まり、木の扉の小さな窪みに指を掛けると横に引く。

マゼンタも彼の隣に立つと、いささか緊張した面持ちで室内に目をやった。

今度は何があるのか、また便器のようなものがあるのか……

ところがその部屋こそ特に変わったものは何もなかった。

お手洗いよりは広めの空間に、何かを置くための木で出来た棚が壁と密着し、それと向かい合うように洗面台と鏡が設置されている。さらに洗面台の手前には隣の部屋へ続くらしき曇りガラスの扉があった。

少女は洗面台と鏡のことは知っていた。

荒野で男たちが水の出る蛇口というものを使って顔を洗うのを度々見かけたし、鏡はテントの中や移動する車にも設置されていたからだ。

「ここが脱衣所です」

葡萄が先に室内へ入る。

「ダツイジョ」

彼女も後に続く。

「お風呂の前と後に服を脱いだり着たりする場所のことです■」

「……え?」

少女は今日何度目かわからない表情に自然となってしまった。

(服を、脱ぐ?)

眼鏡の彼は振り返ると、

「どうしました?」

きょとんとしたようにマゼンタに尋ねる。

「なぜ、服を脱ぐ」

「はい?」

「どうして、服を脱ぐ必要が、ある」

マゼンタは混乱しながら何とか言葉を捻り出した。

しかし彼はさも当然の如く、

「だって、服を脱がないで入った■びぢょびぢょになってしまうでしょう?」

少女は彼の言葉の内容と表現に余計に混乱を極めた。

(び、びぢょびぢょ……?びぢょびぢょとは……?)

そんな彼女を認めた葡萄は呆れたように、

「あなたの記憶■どれだけ損傷を受けているんでしょう」

そう言ってすぐ側にあった曇りガラスの扉を横に引く。

すると扉の中からやけに温かな空気がもわりとやってきて二人を包みこんだ。

マゼンタは彼の背後から扉の奥を覗き込む。

脱衣所よりも広めの空間に全体がやはり木で作られた床壁天井があり、壁の一部には窓が取り付けられていた。さらにその窓の下には人が一人横になれる程の四角い箱があり、中にはどうやら水らしきものが溜められ、そこから湯気が立ち上っている。

「これが、お風呂?」

「ええ。体の汚れを落としたり、髪を洗ったり、心を落ち着けたりする場所です■。(くれない)国人(こくじん)は基本的に毎日お風呂に入る■です」

「毎日?」

少女は目の前に立つ葡萄に視線を向ける。

「もちろんです。私たち■きれい好きなので」

彼が振り向くと、自分の肩越しに立っていた彼女は口をポカンと開けていた。

(毎日わざわざこの場所に来て、体の汚れ落としをするのか?)

表情はそう語っている。

基本的に少女はあまり感情が表に出なかった。

記憶を喪失すると共に感情表現までも失ってしまったのだろうか。

それとも一番最初の記憶が恐ろしい体験だったからだろうか。

真意はわかりかねるが、とにかく眉も目も鼻も頬も口もほとんど動かない。

けれど新たなことを知る度に、その内側は驚きの連続で目まぐるしかった。

それが度を越えると僅かながら表情に反映し、声も漏れ、あまりの脅威に接すると大声にもなった。

今も彼女の表情はそれほど計り知れるものではなかったが、驚きは口元から微かに漏れ出ている。

ふとマゼンタは湯気がもくもくと立ち上る箱に視線を移した。

「あの、水溜まりは?」

「あれは湯船と言います。あそこに浸かってしばらくじっとしている■体が温まりますし、心もほぐれるんですよ」

「浸かる?」

少女は彼の発言に今度こそ息を吞み込むしかなかった。

(あの湯船とやらの中に、浸かるのか?)

眼鏡の彼はもう諦めた具合で説明をする。

「ですから服を脱がないとそこら中水浸し■なってしまうんです。わかりましたか?」

「それは、わかったが……」

彼女は何とか唾を飲み込んだ。(紅国人は、相当変わったヤツラなんだな……)

少女を呆れながらも観察していた葡萄が体ごと振り返る。

「では早速お風呂に入ってください」

マゼンタは面食らう。

「今⁈」

「ここまで長旅でしたし、荒野の土埃■体中汚れているでしょう?」

そう言われた彼女は自分の体を見下ろして確認する。別にさほど汚れているとは思えない。

「そうか?」

「とにかく入ってください。清潔第一」

マゼンタが葡萄を見上げると、彼は腕組みをしながらまるで見張るように眼鏡の奥を光らせていた。

「……わかった」

少女は渋々自分の襟元を開こうとする。

その時だった。

「ちょちょちょ待ったっ!」

「え?」

慌てる葡萄に彼女は思わず手の動きを止める。

葡萄は脱衣所の扉へ足を踏み出すと、

「私が出て行ってから脱いでくださいよっ!」

「はあ」

「それから新しい服を用意しておきますか■、お風呂から上がったらそっちを着てくださいねっ」

そう言い残して脱衣所の扉をぴしゃりと閉めた。

彼の去った扉を眺めながらマゼンタは半ば呆れている。

(変わったヤツなのか、紅国人は皆こんな感じなのか……)



日がだいぶ横に傾き始めた。

それと共に広い敷地内に建てられた屋敷、家屋、庭や畑までもが赤く照らされていく。

静かな夕暮れだった。

庭で稽古に励んでいたコチニールもへとへとになり、縁側に座り込んで両足を投げ出していた。

ところが異様に元気なやる気満々の少年だけが、彼の前をさっきからせわしなく行き来している。

少年はコチニールの前で立ち止まるとせっつくように、

「ほらいつまで休んでんだよっ!」

疲れ切った兄は答える。

「えーっ、今日はもう終わりにしようよ」

「何言ってんだ!まだまだだろっ!」

「カーマインは元気だなぁ」

「兄貴はジジイかっ!」

「あはは、君よりは2歳おじいちゃんだよ」

「認めんなっ!」

そこへ葡萄が廊下の奥からコチニールに向かって歩いてきた。

「マゼンタはまだ上がってませんか?」

コチニールは眼鏡の彼を見上げ「え、まだお風呂に入ってるの?」

「恐らく……」

するとカーマインが「あんなヤツのことなんかほっとけって!」

「そういうわけには」

葡萄は心の中で続けた。

(クリムスンが養女にすると決めた人ですし……)

だから眼鏡の奥で気を取り直すと「いくらなんでも入りすぎですよね」

コチニールは答える。

「長風呂なのかなぁ」

「……仕方ありません、見に行きますか」

葡萄はそう言って踵を返した。

「あ、のぞきっ!」カーマインがすかさず叫ぶ。

でも眼鏡の彼は振り返らずに「違いますっ」とだけ反論すると、さっさとその場を後にした。


葡萄が意を決したように脱衣所の扉の前に立っている。

なんで自分がこんなことを、しかも相手が男ならまだしも女、しかもクリムスンの養女となった子……

彼は再度自分の職務を呪った。

そして深く深呼吸をすると、

「マゼンタ?」

努めて冷静に声をかけた。

しかし室内からの反応はない。

葡萄は溜息をつくと扉の窪みに手を伸ばし、ゆっくりと、いや、恐る恐る開け始める。

自分が何に怯えているのかアホらしく思いながらも。

脱衣所は予想通りもぬけの殻だった。

ただ少女が着ていた服だけが床に散乱している。

(やはりまだお風呂に入っているんですね……)

眼鏡の彼は脱衣所内へ足を踏み入れる。

壁に設置された棚に目をやると、そこには彼が用意した服が綺麗にたたんだまま置いてあった。

葡萄は緊張を通り越しだんだんうんざりしてきた。

なぜ自分がこんなことを……

そう思いつつ曇りガラスの扉の前に立つ。

「マゼンタ?まだ入っているんですか?」

だが相変わらず扉の奥はしんとしたままだ。

と、ここで彼は何かに気づいたように一気に顔色を変える。

「まさか……!」

葡萄は扉を勢いよく開けた。

「マゼンタ⁈」

赤紫色の長い髪が湯船の中に浮いている。

少女は頭のてっぺんまですっぽりと湯をかぶり、縮こまるように横になって失神していた。


















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