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イセカイロセカイ  作者: Elisu Arina
橙の章
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第114話 寺院


 「無事、とは?」

マゼンタは隣に立つ蜜柑(みかん)王女に聞き返した。王女は思い詰めたように下を向く。

「ここだけのお話ですが、兄君様はとても心お優しい方なのです。なのに王都を出て軍事学園に通われるだなんて、あんなどんな危険なことが待ち受けているかもわからない学園に何年も通学しなければならないなんて……!きっと耐えられません、お体もお心もボロボロになってしまわれる……!だってずっと宮殿でお過ごしだったのですよ……!なのに、いきなり……!」

赤紫色の少女は何も言わずに話を聞き続ける。

「ですから、兄君様は本当に軍事学園で無事にお過ごしなのか、確かめたいのです。私が伺っても〝大丈夫、心配はない〟とおっしゃるばかりで。ですから……」

柑子(こうじ)が言っていることは真実だ」

蜜柑が思わず顔を上げた。

「柑子が通っているのは軍事学園だ、危険なことはざらにある」

王女の顔が一瞬歪みかける。やはり、そうなのですね……!

「でもそれをサポートするのが教師たちであり共に学ぶ仲間たちなのだと私は思う」

蜜柑王女はマゼンタを見つめ続けた。

確かにこの守人(もりひと)が言う通りだ、それは当然わかっている、わかっているが……!

「だいたい、柑子はそんなに弱くないだろう?」

瞬間、蜜柑ははっとなった。

弱く、ない……

「それを信じてあげたらどうだ?」

蜜柑の心の靄が、まるで今朝この別荘に立ち込めていた霧のごとく晴れていく。

そう、兄君様は、本当は……

 そんな我が主と赤紫色の少女が会話する後姿を、リビングと廊下の境目に立って睨んでいる男がいた。

いったいこんな朝っぱらから殿下と何を話されているのか……

その時、彼の背後に朝の挨拶が届いた。

彼が驚いて振り返ると、そこには因縁のライバル、フォイーユモルトが立っていた。

全身を文字で覆った相手は、やはり今日も表情が読み取れない。

「いつからそこに……⁈」土色(つちいろ)が尋ねる。

「さあ」

土色は相手を睨みつけたが、フォイーユモルトは王女と赤紫色の少女を眺めて僅かに微笑んだ。



 湖沿いの車道は今日も穏やかに進んでいく。

湖面は空の光を浴びてキラキラと橙色に輝き、側を通る車までをも美しく反射させた。

 昨日この車道を通った一台の大型高級車は、今は別荘と反対方向に向かって走行している。

ただし車内の人員は少しだけ増えた。

運転席にはフォイーユモルト、助手席には土色が座り、後部座席には柑子、マロウ、コチニール、葡萄(えび)、マゼンタ、緋色(ひいろ)といつものメンバーに、蜜柑王女が加わったのだ。

それでも座席には充分なゆとりがある。さすが王族専用車だ。

「なあなあ、これからどこ行くのっ?」

緋色がワクワクと柑子に尋ねる。

「皆さんを王都でも有名な観光名所にお連れするよ」

「観光名所⁈それってどんなとこっ⁈」

「私たちの神々が祀ってある寺院です」

「あ゛」

蜜柑王女の返答に緋色は言葉を失う。

(〝神々〟また来たーっ……)

 緋色らの出身、赤星(あかほし)に神はいない。

遥か昔にはいたらしいが、それももはやおとぎ話となっている。だから〝神〟と言われると、どうしたって拒否反応を示してしまうのだ。

コチニールも苦笑いで言う。

「王都は敬虔な信者の方が多いですからね」

「はい、私たちを含め民の多くは毎日神に祈りを捧げます。もちろん寺院も訪れますよ」と、蜜柑王女。

「毎日……」緋色がげんなりとした。その時間を別の楽しみに割いたらいいのでは……?

 すると葡萄が素朴な疑問を持った。

「しかし殿下方が寺院を訪れたら民の方々は驚かれるのではないですか?」

「そうですね」柑子は言いつつ蜜柑と目を合わせる。

蜜柑は「なので変装いたします!」

「な、なるほど」

案外一般的なお答え……とは口が裂けても言えない葡萄。

「他の方々の迷惑になっても申し訳ないので、私たちは変装します。あ、マロウ殿下」

「はい」

「恐れながら、マロウ殿下にも一応変装をお願いしても……」

柑子が恐る恐る紫星(むらさきぼし)の王子にお伺いを立てると、

「構いませんよ」

「よかった……!橙星(だいだいぼし)の民はあまり紫の色には慣れていないので」

「ええ、存じております」

兄と紫星の王子が会話する姿を、蜜柑は凝視していた。

(このお方が、本当にあの紫星からいらした、紫人(むらさきびと)……)

昨晩兄君様に紹介され、何度もその事実を理解しようとしたが、あまりに突飛すぎて未だに信じられない。

蜜柑は失礼を承知の上で、マロウ王子を何度も盗み見た。

「だったらマゼンタも変装したほうがいいんじゃね?」

不意に緋色が話し始める。

「なぜ?」と、赤紫色の少女。

「だってかなり目立つし」

「それなら緋色やコチニールもだろう?」

「オレらはそんなでもないよ、なっ?」

緋色はコチニールに顔を向けた。

「う、うん」たぶんね……

コチニールは自信がなくなっていた。

ここではフォイーユモルトのような全身に文字を彫った人が、平然とその辺を歩いている。

反対にマゼンタやマロウ王子の赤紫色、緋色や自分のような鮮やかな赤色の人間はほとんど見かけない。

これはどっちが目立っているかと言ったら、自分たちのほうが目立っているのか?

コチニールはやっと自分たちの置かれた状況を、ひしひしと感じ始めていた。

 その時、マゼンタが車後方の窓ガラスに視線を向けた。

別荘を出た時から気になっている。いや、そのずっと前からか?

彼女は微かに首を傾げたが、その様子をマロウが微笑みながら眺めていた。


 マゼンタが気にした視線の先、即ち大型高級車の背後には、昨日彼女たちが王都に到着したその時から、ずっととある一台の車が張り付いていた。

黒く四角く、橙星ではいたって一般的なサイズのその車は、他の車両に混じりつつ、大型高級車の後をぴたりとくっついていく。

 車は大人であれば五人乗りだ。運転席に一人、助手席に一人、後部座席には三人。

だが後部座席には誰もおらず、運転席と助手席だけに人が乗車している。

運転席にはマロウ王子とそっくりな姿形をした男、助手席にはいかにも執事らしい格好をした明るい紫色の髪と瞳の男だ。

マロウ王子に瓜二つの男は丸い形をしたハンドルに両手を置きながら、足元でアクセルペダルを踏んでいる。

行き先の見当はついているが、どこで進路が変わるともわからない。だから自動運転ではなく、自らがハンドルを操作するしかないのだ。

助手席に座った男、ヘリオトロープが見かねて尋ねる。

「運転、代わりましょうか?」

しかし運転席の男は首を振る。

「いい、練習になる」

「かしこまりました」

ヘリオトロープは微笑みとも苦笑いとも取れる顔で、マロウ王子と瓜二つの男に答えた。



 しばらく続いた湖沿いの道を抜け、茶色の葉が生い茂る森の中に入ると、やがて車は今日の目的地に辿り着いた。

何十人もの人が同時に歩けるくらい幅のある歩道の左右を、空まで木々が覆っている。

足元の道は舗装されておらず、茶色い土が剝き出しだ。

歩道は真っ直ぐ奥へと続いており、その先はあまりに遠くてここからは何があるのか見通せない。

この歩道を、老若男女問わず様々な人々が手前や奥に向かって歩いていた。

そのほとんどは純粋な橙人(だいだいびと)らしく、肌はよく日に焼け、髪や瞳は白に近かったり黒に近かったりするものの、皆橙色や茶色を帯びている。

 マゼンタ、コチニール、葡萄、緋色の四人は、先にこの場所で車から降ろされた。

理由は、王族は変装が必要だから、だ。

今こうしている間にも、柑子、蜜柑、マロウは自分たちが王族であることを隠すために、車の中で必死に変装しているのだろう。

「やっぱマゼンタも変装したほうがよかったんじゃね?」

緋色が赤紫色の少女に言った。

「なんでだ」

「だってさっきからなんか奇妙な視線をいっぱい感じるしさぁ」

さすがの緋色も彼らの視線に気づいていた。寺院を訪れた人々は皆、自分たちのほうを上から下まで舐めるように見ながら通り過ぎていくのだ。

「なら緋色とコチニールも変装しろ」

「オレたちは目立ってないもん、なあ?」緋色がコチニールに同意を求める。

「う、うん」たぶん、ね……

自信なくコチニールが答えた。その時、

「お待たせいたしました」

背後から柑子の声がして、マゼンタたちは振り返った。

そこには柑子、蜜柑、マロウらしき人物が立っており、彼らを護るようにフォイーユモルトと土色の二人が周囲を警戒している。

柑子、蜜柑、マロウらしき(・・・)、というのは、三人共頭から胸まである白いヴェールのようなものをかぶっており、顔を確認出来ないためであった。

が、背格好と声からして柑子たちだということは容易に想像出来る。

(余計に目立つっ!)

緋色、コチニール、葡萄は同時に思った。

自分たちの周りに頭からヴェールを被って参拝している人間はほとんどいない。普通変装と言ったらもっと違う形になるのではなかろうか?

「どうかした?」柑子がヴェールで隠された顔で問う。

「い、いや」

「じゃあ参りましょうか」

颯爽と歩き出す柑子たちに向かって、緋色は思う。

マジこれで行くんか……?と。


 幅の広い参道を人々が奥へ向かって、或いは奥から手前へ向かって歩いている。

人の数はかなり多いが、道幅があるおかげで行列になることもなく、皆スムーズに行きたい方向へと進めるようだ。

彼らに交じってマゼンタたちも先の見えない参道を進んでいったが、通り過ぎる人々は一人残らず彼女たちをチラ見していく。中には不思議そうに指を差す子供たちまで相当数いる始末だ。

「てかさ……」

やっぱオレたち余計に目立ってんじゃねっ⁈

緋色が心の中で叫んだ。

当初はマゼンタの赤紫色が目立っていると踏んでいたが、今は別の原因があるのではないかと危惧している。

ヴェールを被った柑子が、自分と同じ格好をした紫星の王子に言った。

「申し訳ございません、マロウ殿下にまでこんな……」

「いえ、これで周りの方々が驚かれないなら最善の方法です」

「そうおっしゃっていただいて、ありがとうございます……!」

それを耳にした緋色は思う。

(いやけっこう驚いてると思うよ!しかもボディーガードのオッサンたちが余計に王子たちを強調してる気がすんだけどっ!)

がたいのいいフォイーユモルトと土色が、柑子、蜜柑、マロウを完全にガードしているその様子は、この参道という場では異様としか言いようがない。

 緋色が柑子たちに呆れるすぐ側で、コチニールは周囲を歩く人々を眺めながら不思議に思っていた。彼らは花や果物が入った籠を両手に抱えて寺院へと向かっていたのだ。

「彼らが持っているのはなんなんだろう」

「ああ、供物ですね」葡萄がコチニールに答える。

「供物?」

「ああして果物やお花を神に捧げて願いを叶えてもらうそうですよ」

「願い?」

「はい」

神が願いを叶えてくれるのか……コチニールは赤星にはない考えに目をぱちくりとさせた。

 コチニールが不思議に思う隣で、マゼンタも周囲の人々を見渡している。

確かにここにいる人間のほとんどは橙人のようだが、中には橙人というにはいささか黄みの強い髪や瞳を持つ人間もちらほらといるのだった。

「どうかされました?」

側を歩いていた蜜柑がマゼンタに尋ねた。ヴェールを被っていても一応外側はちゃんと見えるらしい。

「いや、橙人ではないような人々も混じっているような気がして……」

「そうなんです。王都は黄星(きぼし)からいらっしゃる方々もかなり多くて」

「黄星?」

「はい。王都の暮らしが黄星の方々の文化や歴史と合ってるみたいです。でもカイクウの都にも黄星から多くの民が学びにいらしていますよね?」

「あー」

蜜柑に指摘されてマゼンタの言葉が萎む。

気にしてなかった……いたのか?


 やがて彼らが行き着いた場所は灰色の岩でできた巨大な寺院だった。

寺院は切りっ放しのごつごつとした岩をいくつも積み重ねて建造したらしく、まず何重かの土台の上に柱を置き、その上に岩を重ねて屋根とし、所々は尖塔のように重ねられた岩が空へ向かって伸びている。

岩の隙間からは茶色い木の幹や枝が張り出して、まるで背景の自然と一体化したような作りだ。

恐らく寺院が造られてからかなり長い年月が経過しているのだろう。岩は全てではないが、いささか朽ちているような様子も窺えた。

建物自体の高さは物凄く高いというわけではない。しかし両端は先を見通せないほどに長かった。

寺院の正面には岩で支えられた四角い入口が等間隔で設けられ、先程から参拝する人々がひっきりなしに出入りしている。

マゼンタたち一行は、この寺院の真ん前で立ち止まっていた。

柑子が告げる。

「到着しました」

「これが、寺院……!」

緋色の瞳が揺れていた。どんなものを想像していたのかはわからないが、どうやら寺院の大きさに感動しているらしい。

コチニールとマゼンタも寺院を見上げながら思っていた。

紅国(くれないこく)にあるのとは外見や材質がだいぶ違う)と、コチニール。

(神を祀る場所、か)とマゼンタ。

すると柑子が向かって左側に手を伸ばし、

「ちなみにあちらに祀られていらっしゃるのが健康の神の朽葉(くちば)様で」

次に彼は向かって右側に手を伸ばして言う。

「あちらに祀られていらっしゃるのが金運と商売の神の黄橡(きつるばみ)様になります」

「へ?」コチニールと緋色がポカンとなった。神って、一人じゃないの……?

「分担制なんですね」苦笑いの葡萄が一応確認する。

「もちろんです、神々にだって得意なことと不得意なことがございますから」

「そ、そういうもん?」と、目を点にした緋色。

「みたい、だね」ここでは……

コチニールも自身を納得させようとする。

「それで、今から私たちがお参りするのはこちら」柑子が正面の入口へ手を伸ばした。「全てに対する愛の神、赤白橡(あかしろのつるばみ)様になります」

マゼンタ、コチニール、葡萄、緋色の四人はさすがに呆然とする。いったい神は何人いるのか?

「さあ、参りましょう」

柑子が先頭を切って歩き始めた。その後に蜜柑やボディーガードたちも続いていく。

「スゲーな、分業かよ、最先端だな」彼らの後に続きながら緋色が唸った。

「それ意味わかって言ってます?」と、葡萄。

マゼンタも彼らの後に続くが、マロウ王子だけはその場に僅かの間留まり、無表情で寺院を眺めていた。


 寺院の中は昼間だというのに暗かった。無理もない、窓が一つも見当たらないのだ。

光源は入口から差し込む光と、至る所に建つ石柱に設けられた蠟燭の光のみ。それでも目が慣れてくると寺院内部の様子が少しずつわかってくる。

床も壁も天井も外観と同じ剝き出しの岩がそのまま使われており、ほんのり濡れて辺りは湿り気を帯びていた。足元に小さな水溜まりさえあるくらいだ。きっと外からの雨風が入口からそのまま吹き込んだり、或いは橙星特有の湿度の高さのせいだろう。

 それに加えて、寺院の奥のほうから何とも独特な香りが漂っていた。今まで嗅いだこともない、温かみはあるがかなり刺激の強い、好きな者にはたまらないだろうが嫌いな者は鼻を塞ぎたくなるような香りが。

その湿気と香りにまみれながら、参拝する人々に混じって、マゼンタたち一行は寺院の奥へ奥へと歩みを進めた。

 しかし、ふと誰もが足を止め、上を見上げたのである。この場を初めて訪れるマゼンタたちだけでなく、柑子や蜜柑までも。

「でっかーっ‼」

緋色が思わず叫んだ。

「緋色、しーっ」

コチニールに指摘されて、緋色は慌てて口を手で塞ぐ。どうやらこの場所で大きな声を出してはいけないらしい。

柑子が告げる。

「こちらが赤白橡様です」

 マゼンタたちの目の前には、女性らしき姿をした巨大な銅像が、寺院の一番奥に鎮座していた。

頭のてっぺんはもはや天井の岩すれすれで、長い髪を一纏めにし、肌に皺はなく、瞼も口も閉じ、チョウサイ軍事学園で支給される女子生徒の制服のような格好だ。

蠟燭の明かりに照らされたそのつるりとした銅像は、穏やかな微笑みを浮かべ、座禅を組むような姿で石畳の上に佇んでいる。

(これが、神⁈)と、緋色。

(この像が?)と、マゼンタ。

 マゼンタたちが鈍い茶色に輝く像を呆然と見上げる間にも、柑子と蜜柑は他の参拝者に混じってその像の前に立ち、両方の手の平を合わせて目を閉じている。フォイーユモルトと土色は勿論王子王女のすぐ側で周囲を警戒中だ。

柑子と蜜柑が目を開けてその場所から離れると、その後に続いていたコチニール、葡萄、緋色が見よう見まねで目を閉じて両手を合わせる。ただし緋色だけは片目を開けて隣の葡萄をチラ見しながら真似をした。

さらにコチニールたちがその場から離れると、マゼンタ、マロウの二人が銅像の前に立った。

像の前には参拝者が捧げた花や果物がこれでもかと積まれている。また、銅像のすぐ手前には長方形の大きな香炉が置かれていた。そこに煙を発する細長い棒のようなものが何百本も突き立てられ、寺院内に充満する独特な香りを発生させている。

マゼンタは他の参拝者の行動を真似するように、両手を合わせようとした。その時だ。

「神など存在しない」

自分の隣から澄んだ声が降ってきて、彼女は彼に顔を向ける。

マロウがその場にただ突っ立って、銅像を見上げながら続けた。

「私たちの星ではね」


 参拝を終えたマゼンタたちが寺院の外に出ると、また柑子が先頭を切って元来た道を進んでいく。その後を蜜柑もボディーガードたちもコチニールたちもついていったが、マゼンタはその場所に留まり、彼らの一番後ろを歩く彼に声を掛けた。

「なら何を信じる」

紫星の王子が立ち止まり、振り返った。

「この星の民は神というものを信じている。ならば紫星では何を信じる」

少女の問いにマロウが微笑みながら答えた。

「――強さを」

マゼンタがマロウを見つめると、彼は続けた。

「私の星では強さが全てです」




















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