エナジードリンク
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放課後
高校生の至福の時間
部活に精を出す者、アルバイトに勤しむ者
そして…家でゴロゴロする者もいるのであった
「………………」
「………………」
県立北山高校一年の志水風兎と嶋津冷凪は放課後
風兎の部屋で電子書籍にふけていた
「ねぇ風兎?エナドリ無いの?」
「ん〜?俺あんまりエナジードリンク飲まないから家に無いぞ?」
「はぁ?何であたしが家に来るって言うのに何で用意してないのよ。あんたそれでもあたしの下僕なの?」
「俺はお前の幼馴染だよ!いつから俺はお前の下僕になったんだよ」
「産まれた瞬間からよ。さっさとエナドリ5本買ってきなさい」
「俺の人権を奪うんじゃねぇよ!わかったわかった!今から買ってきてやるから何がいいんだ?レッ◯ブル?Mo◯ster?それともZONeか?」
「何言ってるのよ。全部5本ずつに決まってるじゃない」
「お前…まさかとは思うけど一気に飲もうって気じゃないよな?」
「あたしのエナジードリンクが飲めないってのか!?」
「どこぞの酔っ払いか己は…精々一杯くらいで勘弁してくれんかね…ってか俺が買うんだから俺が何本飲んでも構わないだろ…」
「あたしのエナジードリンク飲もうってのか貴様!!」
「おまっ!iP◯dで俺の頭をぶん殴ろうとするな!!分かった分かった買ってきてやるから少し待ってろ(ったく…何で俺がこいつの為に…)」
「なんか言った?【スッ】」
「い、行ってきま〜す!!【ダダッ バタン】」
〜数十分後〜
「ゼェ…ゼェ…かっ、買ってきたぞ……」
「遅い。すぐそこのコンビニにで買うのに何でそんなに時間かかるのよ」
「コンビニにそんな在庫があるわけないだろ…。スーパーに行って買ってきたんだよ。」
「あっそ。くだらない話してないでさっさとよこしなさい」
「(こいつ…!!)ほらよ、次からはストックしておいてやるけどお前も自分で用意とかしろよ?」
「つまみは?」
「エナジードリンクにおつまみは必要ないと思いますがね!?」
「何言ってるのよ。エナドリにつまみは必須でしょうよ。ほんとこれだから童貞は…」
「童貞関係ないだろ!ってかエナジードリンクに合うおつまみって何だよ?」
「枝豆やあたりめ。あとは…ジャーキーとかカルパスとか?」
「それは酒のつまみのレギュラー陣じゃないか?」
〜数分後〜
「【コクコク…】はぁ…美味しい…♡」
「(マジでこいつ全部飲み干す気じゃねぇか?これで8本目だぞ?)な、なぁ…?そろそろやめた方がいいぞ?身体に悪いって…」
「美味しいものを取ろうとはアンタも罪深いわね〜。【ふらっ】」
「あぁ…ほら、そんなフラフラになるくらい飲むんじゃねぇよ…。【ひょい】」
「あにすんのよ!飲めないじゃない!」
「ジタバタすんなっての!もう今日はおしまい」
「まだ飲むの〜!」
「わがまま言うんじゃねぇよ。ベット貸してやるからこのまま眠っちまえ。最悪泊まる事になったらおばさんには俺から言っておいてやるから」
「んがぁ〜!!!…………【スゥ…スゥ…】」
「寝付き早っ!?」
「【スゥ…スゥ…んんぅ……】」
「相変わらず寝顔も可愛いよなぁ…。別段文句はないけどせめてもう少しだけ俺にもう少し優しくしてくれたらいいのになぁ…」
ベッドの上でスヤスヤ眠る幼馴染の寝顔をたっぷり堪能する風兎
いつしか自分も眠たくなってしまい気が付けば二人一緒になってベッドで眠ることに…
その後、顔面に蹴りが入るのは言うまでもないのであった
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