おかし
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放課後
高校生の至福の時間
部活に精を出す者、アルバイトに勤しむ者
そして…家でゴロゴロする者もいるのであった
「………………」
「………………」
県立北山高校一年の志水風兎と嶋津冷凪は放課後風兎の部屋でお菓子を食べていた
「やっぱりポテチはのりしおしか勝たないよなぁ〜。めっちゃ美味いし全然飽きねーの!まじ神商品だよな!」
「あたしものりしおが美味しいのは分かるんだけど人前ではあまり食べたくはないかなぁ?」
「はぁ?なんでこんな美味しいポテチを我慢する必要があるんだよ?美味しいものはどこで食べたって美味しいじゃんか」
「はぁ…。だからあんたは童貞なのよ……。」
「ポテチだけで!?」
「女の子というものはね?あんたみたいな原始人と違って進化した現代人なのよ?」
「あの〜?僕も一応貴方と同じ現代人なはずなんですが?」
「じゃあ質問。付き合いたてのカップルがたこ焼き屋さんに行きました。二人とも同じものを注文したけど彼女の方は「青のりを付けないでください」と注文しました。では彼女は何故青のりを付けないでと頼んだでしょうか?」
「ん〜……青のりが好きじゃないからとかか?」
「◯になさい童貞答えは「青のりが歯に付いてしまうことを嫌った」からよ。答えられなかった奴らは皆童貞ね」
「おまっ…!はぁ…てか何で歯に付くのが嫌なんだよ。別に付いていたからって男からしたら全く気にしないもんだろ?」
「はっ!これだからあんたは原始人なのよ!!いい?女の子にとって周りからの視線にはとても敏感なの。それを歯に青のりくっつけて人通りの多い場所を歩いてごらんなさい?アホですってアピールしながら生きてるようなものなのよ?」
「へぇ〜。女の子は大変なんだなぁ。んで、お前今めっちゃ歯とかに付いてるけどそれは指摘した方がいい?」
「あんたに見られたって何とも思わないわよ。あっ、じゃ◯りこある?さっさとよこしなさい。遅いわよ何してるのよ使えないわねあたしの時間を無駄にするんじゃないわよ何でそんなことも早くできないのよk……」
「ストップそこまでだ。それ以上言われ続けると俺の精神は崩壊しかねないからな」
「あらいいことを聞いたわ。なら今後はこれを続けていくことにしましょう」
「俺の精神はいつまで持つことやら……。ほれ、サラダ味とチーズ味とじゃがバター味のどれがいい?」
「サラダ味一択よ。まぁそれ以外もあたしか頂くけどね」
「俺の分まで食おうとすんな!」
「あんたは鼻くそでも食べてなさい」
「小学生じゃないっての!そんなにバクバク食ってると、ブクブク太って取り返しがつかなくなっても知らないからな?」
「平気よ。あたしジムで鍛えているからスタイルの維持に何も問題ないわ」
「ジム?どこいってるの?」
「鷹村拳闘会」
「ボクシングジムじゃねぇか!?ってことはこの前お前が見せたあの構えも……」
「【シッ…シシッ……】あたしか気に食わないと判断した瞬間、あんたにお見舞いしてやるわよ」
「先輩直伝かよ…。分かった分かった、好きなだけお菓子を食ってくれ…【ガチャ】」
「ん?どっか行くの?」
「お茶のおかわり持ってくるだけだよ。お前はまだ自分のやつあるからいらんだろ?【バタン】」
「【パリパリ】………あっ、アルバムだ………………小さい頃の風兎はいつ見ても可愛いわね。………結婚して子供も出来たらやっぱり風兎に似るのかしら?…………風兎みたいなバカにならないようしっかり子育てしないといけないわね」
風兎と過ごした時間が記されたアルバム
そのアルバムは…今も尚更新されている
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