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ドSな彼女と過ごす日常  作者: 松下タツヤ
4/17

コンビニ

お手にとって頂き誠にありがとうございます!

このキャラクターのこんなお話が見たいなどご要望がありましたら感想でお待ちしております!


それではどうぞお楽しみください!!

放課後

高校生の至福の時間

部活に精を出す者、アルバイトに勤しむ者

そして…家でゴロゴロする者もいるのであった


「………………」


「………………」


県立北山高校一年の志水風兎(しみずふうと)嶋津冷凪(しまづれいな)は放課後の学校帰りを二人で並んで帰宅していた


「それにしても今日の大津先生は傑作だったな。まるでカ◯ちゃん並のくしゃみだったから思わず吹き出しちゃったよ」


「少しは我慢を覚えなさいと言いたいところだけど、すぐに大津先生に叱れるあんたの滑稽な姿を拝めたしあたしは満足してるわよ」


「お前は満足したかもしれないけどこっちからしたらとんだとばっちりを受けたもんだよ…。お陰様で宿題の量が倍以上に膨れ上がったし…」


「いいじゃない。おかげで静かな図書室でこんな美少女とたくさん勉強を出来たと思えばお釣りが来るどころか天からご褒美を貰ったも同意なのよ?」


「どうせご褒美をくれるんだったらもう少し発育がよろしい御方にしででででで!!!」


「いい首ね?この細さ位だと絞めやすくて助かるわ」


「俺の首は〆縄じゃねぇででででで!わっ!分かった!!なんか!なんか奢ってやるから離してくれ!!」


「離してくれ?もっと言うことがないのかしら?」


「ごめんなさい俺が悪かった許してくれ!!」


「それから?」


「それから……それから?謝罪以外に他に何があるんだよ?」


「あたしのスタイルは…?」


「可も無く不可も無くて……」


「【スッ】(冷凪ピーカブースタイル)」


「う、嘘嘘嘘!!!整ってます!全女性が憧れる程のプロポーションでございます!!だからデンプシーロールだけは勘弁してください!!」


「そうね…じゃあ折角だしアイス買ってくれたら許してあげるわ【スッ】」


「え?あ、あぁ!買ってやる!買ってやるともさ!!」


「【ピクん】“買ってやるとも”?」


「冷凪様の為に是非とも買わせていただきますです!!」


「宜しい」


「ありがとうございます!!(はぁ〜!あ、焦ったぁ〜!)」


「いらっしゃいませ〜」


「ふぅ…4月だと言うのに暑かったから涼しいわぁ〜。一家に一軒コンビニが付属されてたら良いのに…」


「そんなことしたらコンビニの利益なんか無いに等しいだろ」


「それもそうね。あんたの家にコンビニがあったらなんか癪だから無くてもいいわ」


「お前ただ単に俺の喜ぶ姿が見たく無いからそう言ってるだけだろ!!」


「そうね。貴方に付属するならコンビニじゃなくて悪魔や呪い。それから邪気とかが付いていた方が嬉しいわね。……主にあたしが」


「はぁ…もう何でもいいわ。ほれ、とっとと食べたいアイス決めてくれ。俺はクー◯ッシュにするから」


「【ガシッ】ちょっと待ちなさい。あんたの食べるアイスはあたしが決めてあげるわ。感謝なさい?」


「やだよ。お前に選ばせたら碌でも無い物選んでくるに違いないからな」


「失礼ね。あたしを誰だと思ってるのよ?」


「極悪非道の超危険【スッ】容姿端麗超絶美少女の幼馴染様でございます」


「宜しい」


「はぁ…分かった分かった。お前の好きにしていいから早く決めてくれよ(こいつの事だから俺が食べなさそうなあずきバーとかにでもするんだろ?分かって待ってればそう恐いものは……)」


「どれにしようかしら〜?※文房具エリアにて」


「おいちょっと待てコラ」


「何よ?折角あんたのものを選んでいるんだから邪魔しないでよ」


「選ぶ場所を間違えているんだよこのバカ。何で食べ歩きするのに文房具を買おうとしてるんだよ」


「え?だって文房具は学生には必要だし……」


「高校生活には必要でも放課後の下校途中には必要ないからな!?」


「あっ!これなんか良いんじゃない?※液体のり」


「お前…せめてスティックのりにしてくれよ……。ベチャベチャになって使いづらいったらないんだぞこれ?」


「それはあんたの使い方が悪いのよ。これは薄く丁寧に使えばとっても使いやすくてスティックのりよりも貼りに適しているんだから」


「へぇ〜。ってことは冷凪はいつもこれ使ってるの?」


「あたしはテープのりを使ってるわよ」


「お前のさっきの液体のりに対する熱意は何だったんだよ……」


「はいはい。あんたはいたんじゃいつまで経っても決まらないからあんたはお金渡してコンビニの外で待ってなさい」


「はぁ…頼むから食えるものにしてくれよ?」


「液体のりはワンちゃんいけそうだからセーフね?」


「アウトだよ!!」


〜数分後〜


「ありがとうございました〜」


「お前…本当に液体のりにしたんだな……」


「あぁ…///あんたのその絶望とした表情とってもそそられるわぁ♡これにして本当によかった【ゾクッゾクッ】」


「お前…ほんと欲望に忠実だなぁ……。」


「はぁ〜満足したぁ〜【ガサガサッ パキッ】ほいよ、アンタの分」


「はっ?お前パ◯コにしたの?てっきりもっと高い奴を何個も買ったもんだと…」


「そんなに一杯食べれるわけないでしょ?それにお腹冷えちゃうのも嫌だし太りたくないもの…」


「へぇ〜。冷凪もそういうの気にしたりするんだなぁ〜」


「うっさいわね。んで?いるの?いらないの?どっち?」


「【クスッ】ありがたく頂戴致しますよ」


「ふん、とっとと帰るわよ。あたし眠たくなっちゃったから寝たいわ」


「はいはい。でも布団は今干しているからすぐには寝れないぞ?」


「なにそれ?用意悪いわね」


「じゃあ干してない方がよかったか?」


「それはもっと気持ち悪いわ」


「だろ?」


アイスを食べながら手を繋いで歩いて帰る

そんな僕らの普通の日常

読んでいただき誠にありがとうございました!


是非!高評価、ブックマークよろしくお願いします!!


作品執筆力向上に繋がりますので作品への感想もお待ちしております!


あと、Twitterで色々呟いていますので是非フォローしてください!


では次回もお楽しみに!!


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