AVのジャンル
皆さんの好きなAVのジャンルは何ですか?
放課後
高校生の至福の時間
部活に精を出す者、アルバイトに勤しむ者
そして…家でゴロゴロする者もいるのであった
「………………」
「………………」
県立北山高校一年の志水風兎と嶋津冷凪は放課後、風兎の部屋のベットで風兎はゲームを冷凪は電子書籍の漫画を見てゴロゴロしていた
「んで、好きなジャンルは?」
「お前ふざけんな!何でこの話が続いてんだよ!!しかもタイトルまで“AVのジャンル”になってるじゃねぇか!!」
「続く?タイトル?なんのことかさっぱりだわ?暑さで脳がどうかしちゃったの?」
「脳が正常じゃないのはお前と作者だけなんだよ!話を繰り越しさせるとかどんだけお前らは俺の好きなAVのジャンルが知りたいんだよ!!」
「はぁ?あたしはあんたの好きなジャンルが知りたいんじゃなくてあたしの要求を断り続けるあんたの無様な姿が楽しいからよ?正直あんたの趣味とかどうでもいいし…」
「お前…確か前回小泉さん達の件で「何が面白くて他人の容姿を貶すのかあたしには理解できないわ。そんなことする時間があるならあたしは漫画読んでいたい」って言ってたよな?これってそれと同じなんじゃないか?」
「勘違いすんじゃないわよこの童貞。あたしはどうでもいい相手に分け隔てもなく悪態をつけないわよ。あんな性格最悪ビッチと一緒にしないで」
「おぉう…まぁ最初の罵倒はともかくそこはまだあの人たちとは違うのな…」
「そうよ。あたしはあんたがあたしにいじめられている時の反応や表情が愉快で滑稽で見ていて気分が最高にハイになるだけだからやってるのよ」
「最低だこいつ!?全国のいじめっ子の代表じゃねぇか!!!」
「失礼ね。あたしがいじめっ子みたいに言わないでよ」
「まさしく貴方に今!いじめっ子と言っているんですよ!!」
「ねぇ少しは静かにしてくれる?童貞が移っちゃうじゃない」
「童貞は女のお前に移らないんだよ残念だったな!!」
「女子に向かって童貞なんて破廉恥な言葉を浴びせないでよ童貞」
「女子が男子に童貞って言葉を浴びせてもいいのかよ!!」
「あんたの今を見て誰があんたを気怠けなんて思うのかしら…」
「俺もそれは思うけど流石にこれはいくら気怠けの俺でも吠えるわ」
「ふ〜ん。んで?ジャンルは?」
「おま…!っはぁ〜もうなんかめんどくさくなってきたわ。はいはい、ジャンルは【黒ギャル】【巨乳】【ハーレム】ですよ。これで満足ですか〜?」
「へ〜……んで?」
「んでって冷凪さんが僕の好きなジャンルを聞いてきたんですよね〜?他に感想はないんですか〜?」
「無いわよ」
「言い損じゃんか俺…」
「ってかハーレムってアニメとか漫画の世界の話じゃない。少しは現実を見なさいよ現実を。」
「その現実で見れないから二次元で求めてるんじゃんか」
「これだから童貞は……」
「童貞童貞ってそう何度も何度も連呼するなよ…」
「はぁ…そんなあからさまに落ち込まないでよ情けない…。ほらっ、こっち向きなさい」
「何だよどうせ童貞の俺に現実でも見せようってんだろ?その手にh……」
「んちゅ…ちゅ…ちゅむ……はぅ…」
「…………」
「ふぅ…元気でた?」
「……かなり。その…ありがとうご馳走様でした。」
「お粗末様でした」
「でもこんなキスしてよくお前は平然としていられるな。全く恥ずかしがらないし今まで何人くらい経験あるの?」
「経験?そんなのあんたとしかしたことないけど?」
「俺だけ!?だって何度も何度もしたことあるからてっきり色んなやつと…」
「あんたあたしのことビッチかなんかと勘違いしてない?あたしは好きでもない奴とキスどころか手を繋ぐのだって嫌よ」
「え、マジ?もしかして俺のこと……【ドキドキ】」
「まぁあんたよりも鯵のなめろうや砂肝の黒胡椒焼きの方が好きだけどね」
「親父とかが食べるような酒のつまみ以下ですか……【ガクッ】」
「【ゾクゾクッ】いいわぁ…///あんたのその落ち込んだ表情最高にいいわぁ///そのあんたの表情が好きなのよぉ///」
「恍惚した表情をすんな!!」
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