リコーダー
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それではどうぞお楽しみください!!
放課後
高校生の至福の時間
部活に精を出す者、アルバイトに勤しむ者
そして…家でゴロゴロする者もいるのであった
「………………」
「………………」
県立北山高校一年の志水風兎と嶋津冷凪放課後風兎の部屋のベットで風兎はゲームを冷凪は電子書籍の漫画を見てゴロゴロしていた
「…………なぁ?」
「…………なに?」
「確か明日って音楽テストだよな?お前練習とかした?」
「あたしがそんなのするような女に見える?」
「すまん全然見えないわ……っと、回復回復…」
「失礼ね。一週間前くらいから放課後は音楽室借りて練習したり家帰ってからも練習して明日のテストも何も怖くなんかないわよ」
「嘘マジ?お前だけは裏切らないと思ってた〜」
「ってことはあんたは何も練習してないわけね?精々恥かかないように頑張るといいわ。明日は高みの見物ね」
「いや俺前の音楽の時間で全部吹けてたからテストとか楽勝!…っし!M4に4スコご馳走様で〜す」
「はぁ?あたしの楽しみを奪ってるんじゃないわよ」
「ってか放課後俺ん家で何回も練習してたじゃん」
「そういえばあたしあんたに教えてもらってたわね」
「………………」
「………………」
「…………ねぇ?」
「…………なに?」
「誰のリコーダーをぺろぺろしたの?」
「俺はクラスメートのリコーダーをぺろぺろして興奮する変態じゃないんだよ残念だったな。ってかそんなことしてもしバレてみろ?俺の人生お先真っ暗になるだろが」
「小泉さんとかどう?学年でもトップクラスに可愛いしナイスバディだし、あんた達みたいな猛獣予備軍には最高のご飯でしょ?」
「あっ!やべ!!……あ〜やられた〜。あ〜……。うん、その……」
「何?もしかしてもう既にやっちゃった?美味しかった?いい匂いした?興奮しすぎてちょっと出ちゃった?」
「してねぇっつの!!そうじゃなくて……俺あの人そこまで好きじゃないんよ。この前も女子友達と一緒になって嵜岡君に悪態付けていたからさ。あ〜いう面と向かって人の悪口を言う女子って俺すっごい嫌い」
「あ〜ね。あの人たちにとってあれは遊びに過ぎないのよね〜。何が面白くて他人の容姿を貶すのかあたしには理解できないわ。そんなことする時間があるならあたしは漫画読んでいたい」
「冷凪はあんまり小泉さんとかとは連んでるとことか見た事ないもんなぁ〜。」
「目下の所、あたしあの子達の標的になりつつあるからマジで関わりたくないのよ」
「え?お前今小泉さん達の標的になってるの?大丈夫?」
「心配しなくてもあたしはそういう悪口で傷つくメンタルじゃないのよ。それとも何
?あたしがいなくなるかもとか思ってない?」
「そりゃお前がいなくなるのは嫌だからな」
「はっ?そんなこと言われてもキュン♡とかしてあげないわよ」
「(´・ω・`)」
「あははははは!!!何その顔〜!めっちゃ不細工じゃん!!」
「不細工は放っておけや。産まれつきなんだからほっとけ」
「はいはい。それじゃあぎゅ〜ってしてあげるからこっち来なさい?」
「バブぅ〜」
「うっわ!キモイな〜。あたしの赤ちゃんはこんな不細工じゃないと良いなぁ〜」
「赤さんは皆天使だって相場は決まってるわい。それにしてもあんまり成長しないもんなんだなぁ〜」
「よぅし戦争だ。その頭と穴という穴に思いっきりリコーダーをブッ刺してやるから覚悟しなさい?」
「バランスのいい大きさに加え、形の整っていて且つとても柔らかくて弾力のある最高のおっぱいだと思います。触らせていただき恐悦至極に存じ奉ります」
「よろしい。素直に感想を述べればいつでも触らせてあげよう」
「そこまでおっきくないよな」
「よろしいならば戦争だ【ギュム】」
「ぐ…グエェ……キュ、きゅ…びが……じまりまじぅ……【パンパン】」
「二度目はないからな?【パッ】」
「はぁ…!はぁ…!し、マジで死ぬかと思った……!!」
「そのあんたの涙目の顔めっちゃそそるんだけどもう一回していい【ワキワキ】」
「やめろお前まじでドSじゃね〜か」
“閑話休題”
「話は変わるんだけどさ?AVとかでリコーダーって使われるけどクレームとかってこないのかなぁ?」
「需要の方が多いから来ないんじゃね?俺あんまりそう言うの見ないけど…」
「見ないの!?」
「俺はお前みたいにドSの極みじゃないからな。至極普通のやつしか見んのよ」
「へ〜。ジャンルはどんなの見るの?」
「…………」
「ジャンルは?」
「…………」
「ジャンr……」
「言いたくないから沈黙を貫いていたのになんでちみは何度も何度も追求してくるのかねちみは!!」
「くっだらないポリシーなんてさっさとゴミ箱にでも捨てちゃいなさいよ。どうせあんたのことだから【巨乳】【幼馴染】【制服】【ドM】とかなんでしょ?」
「お前それ作者がよく調べてるやつじゃねーか」
「加えて【調◯】【性◯◯】【調◯済み】だもんね〜ほんと◯んだらいいのに」
「それに関しては同意だけどな」
「んで、あんたの好きなジャンルは?」
「あっあ〜!!!緊急クエストダァ〜!」
「“閑話休題”なんてさせないわよ」
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