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第四の夢



あの後何をしていたかと言うと読書とゲームをして、忙しいかったのか何なのかは知らないが何かしらの事柄に誘われることは一切今日はなかった。 

まあ遊びなどには関係は無いけど、メールは結構きていた。



それで今の時間は・・・・・・夜の22時45分というなんとも言えない凄く微妙な時間。

寝むいんだがどうしようかって時間だ。

眠くないかと言われたら5分あれば寝れる位のこれまた微妙な眠気な訳だ。

すぐ思い浮かぶ選択肢と言えば・・・・・・。



①テレビを見る

②寝るか



の二つである。



(眠気は強い訳でどうしようかなまあ寝るか、寝るかをしようかな。)



・・・・・・



(あれ?睡魔が強くなってるからか寝る以外の選択がなかったな。)



「良し決めたぞテレビを、見ることにしよう。テレビを見るのはいいんだが、何を見ようか?。」



(昨日借りてきたアニメで作品名が、ガンマとディアドラのがあったので見てみるかな。)



(ファンタジー物の作品になっている。あらすじが、ガンマという少年は冒険者で途中町に寄るそこで全身を覆える程の真っ黒なローブを身に纏った少し不気味な少年と出会う。

ガンマが街から少し離れた所にある仙林という場所で、冥樹というボスを倒すまたは一部を持ってくるという依頼を受ける。

仙林に向かおうと武器屋兼防具やで準備をしているとさっきの不気味な少年がガンマが仙林に向かうことを何処から聞きつけたようで自分も連れて行ってくれないかと言う。そこからガンマと黒ローブの少年ディアドラの旅が始まるというあらすじになっている。)


アニメを再生すると・・・



       『ガンマとディアドラ』



と、画面に中央にタイトルがデカデカと表示される。

次にテンポの良い何とも歌い易そうな歌が流れてくる。



        「ドン!!!」



何か大きい音が聞こえるような・・・・・・



何の音だ?。



多分歌の中で銃を撃ってるキャラがいるのだろう知らんけど?。



・・・・・・



何だかどんどん音が遠ざかっていく・・・・・・。



「センーパイ、センーパーイ起きてます?」



(ん?なんか聞こえるわ。)



「センーパイ、起きてるんですよね?」



(誰か、呼んでるみたいだ。)



「センパーイ愛しのー、ひまが来ましたよー。」



(ひま?まあ、暇ではあるけどもテレビ見てたし。)



「ひまわり、が来てるんですけど。」



(さっきの作品にそんなキャラ出て来たっけ?)



「センパーイ、聞こえてます?」



(何故だろうか?。起きるまで呼ばれそうな予感。)



「センーパイ遊び行きましょーよ。」



(心地良く寝てる?なのにこいつはなんだと言うのだろうかー。)



「オーイ、オーイ、センパーイ」



(起きるしかなさそう。)



「おはよう、向日葵。」



「センパーイ、おはようございます。」



(こいつは緑髪のポニーテールで、日本人らしい顔付き赤色の眼鏡を掛けていて、身長が少し大きい位で少し華奢な奴だ。)



「おうよ。」



「センーパイ、遊び行きません?」



「いや、何処にだよ。」



「だから、今から決めるんですよ。」



(うーん?これからかー。)



「いや、決めておいてくれ。」



「決めるのがー、楽しいんじゃないんですかー。」



「分からんでもないが今の時間知ってるか。」



「そりゃ、昼休みですよ。」



「昼休み、残り20分位だが?」



「流石にー、今からは行きませんよー。」



(良かったよ、バカじゃなくてさ。)



「仮に昼休みに行くとして、これから場所決めるんじゃなくて良かったよ。」



「流石にー、放課後ですよ。」



(こいつ、デコピンしてやろうか。)



「暇とは、一言も言ってないんだけども。」



(無視して謎に上目遣いで言葉を続けてくる。)



「遊びに行きましょーよ。」



「行くとは言ってないんだが?」



「行きましょーよ。」



(凄く、俺は眠いだが。)



「予定、あるかも知れないだろ。」



「え?暇ですよね。」



(やはりデコピンした方が良さそうだ。)



「まあ、暇だけど。」



「センパーイ、何処行きます。」



「何処に行きたい、とかはあるか?」



「特には、希望ないです。」



「何か、食べたいよな。」



「じゃあ、カフェでケーキでもどうですか?」



「テラス所じゃないならいいぞ。」



「分かりましたー、じゃあ決定ですね。」



「よしじゃあ、決まりだな。」



「じゃあ、何処で待ち合わせします?」



「あんまり目立つ所じゃない方が、ありがたい。」



「じゃ、放課後センパイの教室がいいです。」



「あのさ、人の話聞いてるか。」



「あんまり、人残ってないですよ。」



「そうじゃ、ないんだよな。」



「後以外とさ、人残ってるんだわ。」



「目立つの、嫌いなんだよな。」



「そうなると一緒には、帰れないですね。」



(何故、その考えが出てくる。)



「一緒に帰るとは、まず言ってない。」



「センパーイ、ひまは別はいいですよ。」



「俺が良くねえんだよ。」



「待ち合わせ、どういう場所がいいですか?」



「目立つ所以外なら、何処でも良いぞ。」



「公園とか、どうですか?」



「ならば、黒薔薇公園が良さそうだな。」



「黒薔薇かま綺麗ですけどー、人気ないですよねー。」



「人気、ありそうでないんだよな。」



「まあだから、待ち合わせに丁度いいですよねー。」



「そうだなーで、時間はどうする。」



「放課後でしたら、いつでも空いてます。」



「じゃあ、一度帰ってから集合な。」



「じゃあ、デートよろしくです。」



(浮かんだが言わなかったんだからさー、止めてくれよ後デートではないぞ。 )



放課後黒薔薇公園にて・・・・・・。



うーん、着いたがまだ来てないみたいだな。

家帰って急いで来たが、急ぐ必要なかったかも。

公園の紹介でもして、時間でもして潰すとしよう。 

まず入り口に、公園のルール等が書かれた看板がある。

入り口から正面の四角い花壇に、シンボルと言える黒いバラが隙間なく咲いている。



正面の花壇を挟んだ反対側の二人掛けベンチに腰を掛ければ、正方形の花壇に隙間なく咲き誇る黒薔薇が気を落ち着かせてくれることだろう。



右側には特に紹介すべきものはなく、 左側にはジャングルジムが設置されている。

右側に何も置かれてないのは理由はないんだろう。

あるのかも知れないが、聞かないことには分かったもんじゃないな。



誰にか知らないが紹介も終わってしまった。これからどうしようか。



これから向日葵が来るってのに・・・・・。



今日も生徒会の仕事の手伝いで昼休み全部消えてしまった。



しかも、よく動いたこともあるのか疲れが襲って来てるみたいだ。


向日葵がこれから来るのに意識が、途切れていく。



「センパーイ、センパーイ。」



(また、なんか声がするな。)



「センパーイ、センパーイ来たんですけど。」



「んー、すまん寝てたわ。」



「起きたなら、いいですよー。」



「すまんな、いつ来た?」



「5分位前です。」



「待たせたようですまない。」



「全然、いいですよ。」



「時間が、16時30分か。」



「センパーイ、時間は大丈夫です直ぐ起きましたから。」



「寝るつもりじゃなかったからさ、本当に申し訳ねえな。」



「いいですよ、カフェ向かいましょー。」



「予約してないからさ、待たないといいけどな。」



「確かに、待つの嫌ですよね。」





カフェにて・・・・・・。




「カフェに着いたな。」



「このカフェ、いいですね。」



「確かに、昔ながらのレトロな雰囲気でいいよな。」



「センパーイ、聞きたいことありますー。」



「向日葵どうした、何を聞きたい?」



「センパーイ、私のこと好きですか?」




「・・・・・・は?」




「だから、私のこと好きですか。」



「聞き間違えかな?もう一度よろしく。」



「ひまは久遠センパイのことが好きです。」



「えっとLOVE?LIKEどっちだ?」



「LOVEです。」



(即答かよ。)



「LOVEか。」



「はい、LOVEです。」





「久遠、起きたまえー。」



(何?)



「久遠よ、起きたまえ。」



(降臨の儀式?)



「久遠、起きるがよい。」



(えっと? )



「久遠よ、早く起きるのだ。」



「うるせえよー、誰だ!」



「ヤッホー、お母さんだよ。」



「変な起こし方止めてもらえるかな。」



「これで起きなければ爆音で起こすつもりだったんだけどねー。」



「どっちみち止めて。」



「いつも、寝起き悪いから遊んでみました。」



「いい歳してなんてことしてくれるんだよ。」



「要らないことは言わなくていいのよ、久遠。」



(怖っえ笑顔なのに目が笑ってねえよ。)



「母さん、今何時?」



「今は15時10分ですよ。」



「15時過ぎてるって、マジです?」



「マジですよー。」



「おやつに、起こしきましたよ?」



(何故疑問系なんだ。)



「分かった、支度して行くわ。」



さて夢とは言えど向日葵にまで告白をされるとは思ってなかった。



(まだ夢に出て来そうな人は居る。)



1人ではないので流石に誰かまで分からないけどね。



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