プロローグ
まだ最高のシナリオを模索中です。
ある男の話をしよう。たった一人で、世界に抗い、変わることのない今を望み、世界を構築する神に抗った男の話を・・・
その男は、自分には他人とは違う、何か特別な力を持っていると思っていて、彼の周りにいる人たちは皆、彼のその傲慢な性格にあきれていた。
「俺の名前は御岳 康太だっ。誰よりも紙に愛されし存在。何故そんなことが分かるかって?ふふん、いいだろう教えてやろう。おれはそう、神から特別な試練を与えられたのだ!!聞いて驚け、今夜決行の作戦は、みんなの命にかかわる大事なミッションなのだ。」
このようにいわゆるただの中二病であるのだが、なぜか嫌われているわけではないのだ。
俺は幼い頃、自らの命を顧みない行動で、人の命を救ったことがある。そのような本質的な人柄が関係しているのかもしれない。俺の周りには、人が集まる。
俺は今高校三年生の受験真っただ中だ。にもかかわらず、ろくに勉強もせず、大好きなアニメ干渉をし、感化され、このように病をこじらせているのだ。
「そんな不謹慎なこと言わないの。こうくんはミッションが好きよね。受験勉強は進んでるの?もう5月も終わりよ。」
「うるさいな、それくらいわかっている。何とかするよ。」
今はなしたのが、郡山 由衣。俺たちは、ひょんなことからルームシェアをしている。一つ下の女だ。ロングヘアーで黒髪のストレート、とても整った容姿だが、釣り目で少し表情が硬い印象を持つ人が多い。だが内面はとてもやさしく、他人思いのとてもいい子だ。
ルームメイトは他に4人いるのだが、もう朝の9時だというのに起きてこない、みんな学生なのだが。
まあ無理もない。いま世界は本当に大変なことになっているのだから。
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