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その時、歴史が動いた
初投稿です。
公暦2019年8月10日、それは起きた。
それまで世界最大の国家と恐れられた帝国「アメリア」全土を押し潰すようにして上空から飛来した未知の領域。
有り余るほどの資材と広大な土地を持ったその領域をある者は「天国」と呼び、ある者は「新天地」と呼び、ある者は、
「ジャパン」と呼んだ。
周辺国の王は「ジャパン」の出現を歓喜し、
神に仕える神官は「神罰だ。」と慄き、
冒険者は新たなる旅の予感に胸を高鳴らせ、
魔王はただ戸惑っていた。
この物語はそんな彼等の夢と冒険に満ち溢れた「ジパング」開拓記
などではない。
この物語を始めるとするならばまずはこう記すのが適切だろう。
*注意*
この物語には「なろう小説」要素が多く含まれております。
それらを不快に思われる方がお読みになられることはオススメ致しません。また、複数の作品のパロディや主人公一強、ハーレム要素を好まれる方にもオススメ致しかねます。それらの要素が問題ないという方はどうか最後までご覧なって頂けると幸いです。
最後に、この物語は「なろう小説」を読んだ魔術師と、その仲間たちによる冒険譚である。