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私と質問とそんな日常。

作者: 作者照々

初短編です。

そうだからかどうかは知りませんが一日で描き終わりました!

でわ、そんな未熟者の短編!ご覧ください!!

私の友にはとてつもなく


バカ


な奴がいる。


「ねーねーゆきゅ――」

言っておくが、私の名前はゆきゅでは無い。

「何よバカ舞。」

「誰がバカ舞でぇっ!」

何その微妙な江戸っ子口調。

「でさ、ゆきゅー。」

いきなり普通の口調になるんだな。


んで、そのバカ舞なんだが。


「今日さ、初雪だったよね!」

「何言ってんだ。」

初雪はとっくに終わった、一週間前にね。

そう、このバカ舞は情報察知能力が物凄く遅いのだ。

「なーにーもわーるーいーこーとーじゃなーい♪」

悪い事ばっかだぞ。

しかも物凄い遅い割にはほとんど理解できてない。

「とーぉしんだぃ音ーを立ててー♪」

お前の頭の中の方が解読不能だよ。

「なにおぅっ!?」

今更突っ込むしね。


まあこんなの日常茶飯事だけど。



今日は英語の小テストがある。


90%位の確率でバカ舞は下らない問題を私に問うてくる。


「ねーゆきゅー」

ほら来た。

「何?」





「らいくとらぶの違いって何?」




ほらね。


くっだんねー


何で絶対小テストに出ない問題を問うてくるんだよ。

しかもlikeとloveの違いだって?


えっとなー・・・


一応答えてみる。


「ライクは物理的な好きで、ラブは恋愛的な好きだと思うよ。」


バカ舞は納得いかない様子で。


「じゃあ人以外に溺愛してる人はどうなんの?」


例えば何だ。


「フィギアとか」


それはなぁ。


「なんてゆーの?」


バカ舞は聞く。


「・・・・」


さすがに私も黙り込む。


・・・・分かった。


「フィギアが好きなのは二次元をラブと呼んでしまう人だから手遅れ且つ例外なんだよ。」


「フィギアって、ある意味三次元だよね。」


ニコ動な話題を出すなー。


「フィギアッもっある意味三次元〜♪」


だから組曲に入ってるの歌うなよ〜


「原曲全部歌えるよ☆」

☆付けるな。


「まあ、バカ舞みたいな人の事だね、だから聞いてきたんでしょ?」


つか何で中一な話題を・・・。


「ぅP主は中ニ病ww」

何を言うか!

此処まで来ると用語知ってる人も限られてくるぞ!


「物理的な好きって何さ。」


えっとねー。

全く・・・突然話題変えるから焦ったよ。


「アンタはこのシャーペン好き?」


「・・・恋愛感情的には好きじゃないけど。」


「そーゆー事よ、アンタ今日頭冴えてるんじゃない?」


「そーぉ?私天才?」


「天災だな。」


「うっわーっさいってーお前さいってー!」


「悪かったな。」


「でも好きだぜ・・・。」


「だが断る!」


「クッハ。最低ですねゆきゅー」

何故に霧の守護者。




「まあこれで英語の小テスト百点だね!!」




その根拠なき自信は何処から湧いてきやがる。



「ありがとねっ!」

バカ舞は笑った。


・・・・まあ良いか。







〜数日後〜






Ilike Yukyu



  調教決定。



そんなちょっとSな私の日常でした。


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