我ら文芸同好会!(仮)
今回が初の投稿になりますのでテクはかなり低いのですが、私の成長と共に主人公リセも成長していきますので、そこもまた面白味だと思って長ーい目で見ていただけると幸いです!
今後ともよろしくお願いします!
チャイムが校内に響き渡る。脳内にも振動が伝わる。風をかき分け走る自分。
「すいません!遅れました!」
私は、先生の「座れ」の一言で静かに席に行った。
「何やってんだよ。もう授業始まってっぞ。何があったんだよ。」
「いや、ちょっとね…。」
アイツには言わなかったけど本当のところはただ寝坊しただけ。寝坊とかダサすぎて言えない。
授業も終わって休み時間。私は教室を解放する手伝いなんてする偉い子じゃないから教室から追い出されてきた。行く場所もないからミノルのところに行くことにした。
ミノルは教室でなにか話していた。リョーコと小説の話をしていた。
「やっほー!ミーノル!」
「あぁ、やっほ。」
冷たっ。
「やっほー!リセ!」
対して彼女の対応の明るさ。アイツなんだよ。
「今、文芸ユニットの話してるの。」
「ユニット?あぁ、ミノル言ってたなこないだ。」
「言ったっけ?」
おい、覚えとけよそれくらい。
「何やんの?」
「文芸ユニットはね、作品作ってね、読みあったりするの。」
「へー!おもしろそーじゃん!」
入りたい…!すごいワクワクする!
「リセも入る?」
キター!本当にあなたは天使です!
「入る入る!」
悩むことは何も無い。
するとそこにうちの担任が現れる。彼は国語の先生で生徒からの評価がほかの先生と比べると桁違いだ。
「ユニットのこと聞いてきたんだけど、ユニットって形でやるには難しいっていうか出来ないんだよねまだ。
だから、作るとしたら同好会くらいかなー。」
同好会…。少し変わるけどこれもこれでいい!
「ありがとうございます!先生!」
「まぁ、そのうちユニットとかになったりすると良いよね。」
ユニットにしたら他の学年の人も呼んですごいユニットになると思う!これはすごい!
「じゃあユニットになることも考えて同好会の名前は『文芸同好会(仮)』って感じでいい?」
素晴らしい!センスある!
「え、スゴい良いじゃん!」
こうして俺たち3人は文芸同好会(仮)として活動をしていくことになった。もう一人入る予定の人がいるので、その人に声をかけて4人の文芸同好会(仮)になる!これからのスクールライフが楽しみすぎる!あーあ、早く明日になんないかなー。
っていう今日この頃の俺の日常の話。
次回はミトコが登場する予定ですが、リセとリョーコのストーリーが恐らく入ります!
なので次回はリセとリョーコのストーリー
その次がミトコの登場です!
リセとリョーコとミノルとミトコの関係性にも注目して見ていただけるとありがたいです!
次回もよろしくお願いします!