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王様はいい人 龍side

王様が催してくれた晩餐会は見事なもので、今まで味わったことのない美味が口全体に広がる。


例えば、ビッグボアのステーキ


ビッグボアはとても大きな猪で、訓練もしていない大人であれば、瞬殺できるぐらいには強い魔物で料理も難しいはずだが、料理は料理長は異世界人に修行を受けた人だったので素晴らしい腕前だった。


俺たちは女になっているせいか、少食になっていてあまりたべれなかった。


俺たちは男に戻りたいと強く思ってしまった。


しかし、俺たち元男子達の一人でクラスは料理人の瞳がいた。


瞳は、料理長の元に料理を修行しにいった。


王様がなぜここまで旅の応援をしてくれるかというと、先代魔王とも友になった執政で元異世界人の青年のおかげだという。


その青年は防衛戦に駆り出されて死んでしまった。


その防衛戦はどこからどう見てもこちら側の負け戦だった。


その青年は王を守るために少数部隊を結成して玉砕していった。


王はまだその時若かった。


だから、こう言った。


「儂もそなたと共に戦おう。この国を守り抜こう。儂が死んでも、そなたが生きておれば、国は立て直せる。」


青年はこう言った。


「王よ。私はあなたに何回も救われました。私はあなたに会えてとても幸せものです。王を守り抜きますので、王はお逃げください。王さえ生きていれば、この国が滅んでも、再興できます。さらば、私の友よ。」


青年は、ただ駆け抜けていく。


そして、敵将と相打ちになって青年は、死んだ。


享年49歳だった。





その話が終わり、皆号泣していた。


そして、そなたは儂の友に似ておる。


「さあ、見るがよい。この世界はとても広いぞ。

地図は渡しておくぞ。さあ、行け土産話を楽しみにしておるぞ。」






僕はただただ思う。


「王様良い人だ‼︎」


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