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修行開始
僕は負けたことで、自分の弱点を見つめなおして、魔法詠唱のスピードをもっと早くしよう。
こんな屈辱は初めてだ。
僕は、召喚獣にさまざまなことを教えてもらい、僕は詠唱破棄のスキルを手に入れた。
僕は、そして再挑戦しようとしたその時
地の底から声が聞こえてきた。
「我が名を魔神王クルノアなり。勇者はどこだ。
勇者死すべし。慈悲などない。」
面倒ごとの予感がする。
そしてリューが駆けつけてきて魔神王クルノアと戦った。
リューは確かに強かった。
しかしそれよりも魔神王クルノアの方が強かった。
魔神王クルノアの右手から出された禍々しき魔力は勇者リューを庇ったハイエルフの少女に。
勇者リューは確かにこう言った。
「俺の逆鱗に触れたな。」
そのあとは、勇者リューの速度が異常なまでに上昇してクルノアに切りかかる。
クルノアの左腕は一瞬にして切り落とされた。