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元幼馴染との邂逅

僕がメルノアに来た時街は焼け焦げた跡しか残っていなかった。


僕が愕然としていた。


すると男の声が聞こえてきて「お前の故郷はここでよかったか?」


振り返って見てみると喧嘩別れをした友達で幼馴染の龍がいた。


龍は僕に気づいていないようだが、隣にいた少女

おそらくはハイエルフの少女が僕に気づいて小刀を僕に投げて来たので、僕は防御魔法を使って小刀を投げてきた少女に威圧をかける。


龍は僕にごめんなさいと言ってきた。


「奴隷の罪は主人の罪です。ごめんなさい」


そう言って僕と龍は少し進んで街の喫茶店に行き話をすることにした。


僕の名前はエリゥーン部族のララノア村のアグラリアンと言います。


龍が言うことには勇者になったようだ。


龍は僕を探しているらしい。


そして勇者になった理由は僕のせいだ。


ーー12年前ーー


僕と龍は本当にどうでもいいことで喧嘩をしてしまった。


お互い負けず嫌いで謝れずにいた。


謝ろうと僕は龍に龍の小説を書いて龍に謝ろう。


僕は龍の家に向かって自転車を漕いでいた。


すると信号機を無視して自動車が僕を轢いた。


僕は激しい痛みと燃えるような暑さを感じてしばらくそれが続いた後急激に寒くなって走馬灯が頭の中に駆け巡る。


僕が龍のために書いた小説も血に濡れてしまったようだが、龍に最後に最期に言いたかった。


「ごめんなさい...」



その後僕は転生してアグラリアン・ララノア・エリゥーンというエルフの少女になっていた。


龍side


俺の友達で幼馴染の空と喧嘩をしてしまった。


本当にしょうもない理由なので話すつもりはない。


そして空と謝ろうと思って数日が経過した時



空のお母さんから「空が死んだ。交通事故に遭って死んじゃった。」


泣き声と共に空の死が信じれなかったけど空の遺品の中に俺に向けてのメッセージがあった。


空が小説に隠して書いたメッセージ


「ごめんなさい」



僕は延々と泣き続けてその後吹っ切れずにいたところ教室に来た時に、みんなが可哀想な人を見る目で僕を見た。


そして突然召喚陣が光り出して僕の目の前にカミサマを名乗る女がいた。


カミサマとの交渉の結果僕は勇者になる代わりに空を転生させて。


空はこの世界に転生しているはずだ。


魔王討伐の時までに空を見つけて勇者パーティの一員に加えてやる。


そしてごめんなさいと謝ろう。





そして僕は、龍に僕が空なのだとはまだ言えない。


龍に「さらば!」と言って僕は別の場所に行く。


すると、ハイエルフの少女に「お願いです。私達について来てください。」


「だが、断る。」














僕は本当は君と一緒に行きたいよ。


だけど、僕は君に謝る資格もない。


ずっと僕の友達でいたい。


でも、僕は君と一緒に戦えない。


君は勇者なら僕は魔王なのだろう。


僕の称号には「エルフの魔王」とあったから...

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