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オークの味噌漬けを食べよう!
今日は一段と早く起きた。
なぜなら、朝ご飯の準備をしなければならないからだ。
行程を省き、朝ごはんを食べる時間はいつも午前六時半にしている。
朝ごはんのメニュー
ほかほかの白ごはん
オーク肉の味噌漬け
豆腐と薄揚げの味噌汁
拾ってきた無毒の野草のおひたし
一番最後のやつは大丈夫だと思ったけど本当に大丈夫だろうか?
「いただきます。」
オーク肉の味噌漬けをほかほかの白ご飯にのせてかきこむ。
ものすごくうまい。
お肉は舌でとろけるように消えていくがごはんにその旨味をコーティングするかのようだった。
たちまち、白ごはんとオーク肉の味噌漬けは消えた。
一息つくように豆腐と薄揚げの味噌汁を飲む。
ふーと言って今日の朝ごはん最大の懸念「無毒ならしい野草のおひたし」
それは、苦かった。とても苦かった。
お子様味覚なせいか、苦味とエグ味しか感じなかった。
その後デザートのために、蜂蜜を採取しよう。
蜂蜜を持つ魔物の名前をクイーンビーと言う。
クイーンビーを手懐けるためにも、まずは、極上の巣を用意しようかな。
まぁ、それは明日でもいいかな。