オークのお肉は美味しい。そして、スライム召喚
オークを狩ろう。
そう思ったのは「知識欲の魔眼」と呼ばれている僕のスキルが手軽に狩れそうな魔物を頭の中で思い浮かべて浮かんできたのがオークだ。
オーク…脂分が高く、豚肉の脂を濃くしたような味で、一般市民によく味わわれている肉で米と合わせてかき込むと口の中に脂が広がりとても美味しい。しかし、オークは脂肪分が高いので、そこを念頭において戦うべし。
僕は、オークの全身を味わい尽くすために、オリジナル魔法「エアカッター」を考案した。
おかしなことにエアカッターの魔法がなかった。
ただオークの群れにエアカッターを放ち、オークを三十頭倒し終えた。
しかし、オークのお肉を味わうために調味料が圧倒的に足らない。
明日は調味料を探しに行こう。
今日はお米を炊いて食べました。
美味しいですけどデザートが食べたい。
召喚魔法を試してみよう。
「来たれ、来たれ、我を守る従魔よ。出でよ。」
そして、来たのはスライムだった。
スライムを知識欲の魔眼で見る。
スライム...進化の可能性が無限にある魔物。最弱の魔物であるが、少し進化するだけで物理攻撃の強い耐性が効くようになる。さらに触感がとても良く水枕としても使えるが呑み込まれないように注意する必要がある。最初の従魔のオススメ度がとても高い。