まだ殺るか!?
自分の出せる最高のスピードでウルフガルに近寄り火剣や魔炎、シャボン玉火炎属性を発動する。
『グギャ』
1度に沢山の悲痛の叫びが聞こえてくる。
すまん、ウーリン達を守る為なんだ、許してくれとは言わない...。
1匹、また1匹とウルフガル達を始末していく田中。
一つの軍団を倒すとまた別の軍団がまた襲いかかる。
くっそ!数が多すぎる!こんなんじゃ直ぐにMPがなくなっちまう!
『アルグニストバードのLv.が4上がりました。スキルPを40獲得しました。』
ナイス!MPが全快になった!
自分の出来る最大限のパワーを込めたスキルに、ウルフガルの大軍がまた一つなくなる。
こいつらを操ってる奴はどいつだ!
田中は確信を持っている。
ウーリン達があんなに説得使用としているのに一言も喋らずに襲い掛かって来るなんて無いはず、こいつらは何か別のモンスターに操られているのだと。
「ガウ」
ウルフガルの軍団の1匹が田中の翼を噛みちぎる。
ドサッ
くっそ!数の暴力ってのはこういうことか...。
どんどんボロボロになっていく、だが、そのスキルが発動した。
『モンスターの加護』
田中の体は光に包まれ、周りにいたウルフガル達が吹っ飛んでいく。
光が少し薄れ、田中の姿が見えてくる。しかし、ただのアルグニストバードの姿では無かった。
これがモンスターの加護...か...。
ありがとう、スモールキラー。
田中は左右の翼に銃の様なものが付いており、体の中心からは黒色の美しい光を放つ五角形の宝石があった。
ウルフガル達が完全に田中の姿が見える状態になると、一斉に飛び掛る。
しかし、その攻撃は田中には当たらなかった。
左右の翼に付いている銃に周りのウルフガルは倒され、真ん中から突っ込んできた奴らは、宝石が放った黒色のビームによってカスとなる。
およそ300はいるウルフガルの大軍をその一撃で消し飛ばした。
やった、そう思った田中を後ろから攻撃するモンスターがいた。
ウルフバドだ。
だがルーフルとは違い、毛の質は悪そうだった。
ウルフバドが物凄い速さで迫って来るが、田中は間一髪で避けた。
ドゴッ
ウルフバドの一撃で、洞窟の床に3m程のクレーターが出来た。
あっぶねぇ。
しかし、勿論1匹だけではなく、次々とウルフバドが攻撃を仕掛けてくる。
全ての攻撃を何とか避けた田中は、ウルフバド達に銃を連射する。
バババババッ
ウルフバドの軍は倒したが、銃の弾が切れて使い物にならなくなってしまった。
『アルグニストバードのLv.が6上がりました。スキルPを60獲得しました。』
Lv.が上がっても銃の弾は回復しない。
時間経過なのか?
そんなことを考えていると。
『アォォォオオオオオン!』
とても大きく綺麗な翼を持ち、巨大な体に鋭すぎる爪と牙、そんな奴がこちらを睨んでいた。




