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呪いの終わり
………ねえ?
………助けを求めないの?
誰かの声が聞こえる…
(助け?もう見つかったから何もいらないよ?)
もう起きようとも思わない…
やっといなくなった兄を見つけたんだ…
あとはもういいよ…
これで目が覚めたらいなくなってそうだもん…
………なんでみんなみたいに助けを求めないの?
………おかしいよ…みんな怖くなったら助けを求めるでしょ?
なんで求めない!?
助けなんかいらないよ…自分で見つけたから…
……そんな……そんな人がいるなんて…僕が弱かっただけなのか……
…その強さがあればあの時もあんなことにならなかったのかな…
そんなの知らないよ…
…もう…いいや…僕が弱かったんだ…
…もうやめよう…
だれだか知らないけどもう邪魔しないで…ゆっくりしたいんだ…
そう言うと、それ以降声が消え…そして意識も遠ざかっていった…




