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最後に伝えたい言葉
…だるい
ぼんやりと目を覚ましたが体が動きそうにない…
倒れたまま周りを確認したが、昨日と変わらずおかしな場所だ…
そのまま眠りにつきたかったが、なぜか弟を思い出し気がついたら起き上がっていた。
だが、体が重くまともに動けそうもない…
部屋になにか使えるものはないかと見回したが何もない…
と思ったが、そこらへんにあるものを動かして文字になるんじゃないか?
そう思い、小さなものを適当に集めてみた。
(なんて伝えればいいんだろう…)
うまく考えが浮かばなかったが自分の思ったことを最後に伝えよう…
そう思うとすぐに手が動いた。
自分の足元にすべてを起き終わえると安心したのか体から力が抜け、床に座り込んだ。
そして足元に置いてあった銃を手にし、こめかみに付け…
(…さようなら…)
手の震えを感じながら引き金を引いた。




