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助けのない世界
(…眩しいな…)
目が覚めるとそこはいつも通っていた道だった。
なんでここにいるかわからなかったが、とりあえず帰ろうと動こうとしても体が全く動かなかった。
(こんなところで金縛り!? ちょっと誰か助けてくれないか!? 体動かないんだよ!)
声も出なく、なんとか目で訴えることしかできなかった。
しかし、誰も気づかず、というよりこっちの存在にも気づいていないようだった…
(くそ!なんで気づかない! …ああ…これ夢かな…?)
明らかにおかしい現象に夢だと判断した。
ならばと目を閉じ、夢から覚めようと眠りについた。




