絶望
(あ…あぁ…)
なれない場所で目が覚めた…
隣には昨日と変わらず龍三の死体がある。
まだ頭が混乱してうまく考えることができずにいた。
龍三の手に持っている拳銃を目にして、喜んでしまった。
それは俺のだと言わんばかりに奪い取り、そのまま走って出て行った。
どこを走り回っているのかわからない。
右手に持っているものに気づき、適当に撃ってみた。
それは予想以上に反動が大きく、右腕に激痛が走った。
「痛ってーー!」
その激痛で我に返った。
「うわ!なんで拳銃持ってんだよ!?」
その痛みに拳銃を落としてしまった。
「なんでここにいるんだ…たしか…そうだ龍三の家いって…ウェ…」
龍三の死体のことを思い出しまた気分が悪くなってきた。
しかしそればかり考えても仕方ない。
とりあえず落としてしまった銃を取り、場所を確認した。
(ここは…多分近所だな…こっちに行けば……やっぱり家だ)
なんとか家まで戻ってきた。
とりあえず部屋まで戻ってきたが…
(結局龍三も終わってた…あの時見たのはやっぱり龍三だったんだな…諦めて自殺…か…でもなんでこれだけ使えるんだ?他の物は全部ダメになってたはずだが…)
ゆっくりと座り込みながら手に持ってる銃を見てみた。
それだけは新品のように輝いてるように見える。
ただ、もうどこか調べようにもさっき走り回ってしまって疲れきっていた。
(どうしよう…もう腹減った…右腕も痺れきって両足ガクガクか…)
(あぁ…誰か助けてくれないか…もう動くのが辛いんだ…保彦…俺ら2人はこっちにいる…なんとかそっちでしてくれ…頼む…)
そしてだんだん右手の力がなくなり銃を落とし…静かに落ちていった…




