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諦めきれず・・・
(この感覚は…)
たしかに、こめかみを打ち抜いて自殺したはずなのだが、なぜかまた現実のような夢にいた。
(俺は死ねないのか!? どうやったらこの苦しみから逃げられるんだよ! 誰か教えてくれよ!)
必死に目の前を歩いてる人たちに心で訴え掛ける。
しかし、いつも通りだれも気づきもしない。
(頼む…助けてくれよ…辛いよ…助けて…)
すると、少し離れたところからいつもつるんでいた2人が歩いてきた。
(隆仁!保彦!頼む気づいてくれ!助けてくれよ!)
…願いが叶ったのだろうか…
なんと隆仁がこっちを見てくれた!
(隆仁!そうだ俺はここだ!)
しかし、願いとは裏腹に隆仁はこちらを指差しながら怯えたように腰を抜かしていた…
(なぜ…あの時の…俺…みたい…な…まわ…暗…)




