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それぞれの夜

スイマセン。

前作のあとがきで力の使い方を詳しく説明するといいましたが、どうしても書きたいことがあったので力の使い方は次回にまわします。

今回は情景描写に気をつけて書いてみました。

伏線も入れてみたので探してみてください。

部屋はどこだ?と探していたら祐樹を見つけた。

祐樹も探しているようだ。

「どこに部屋があるんだ?」

「僕もさっきから探してるんだよ。」

祐樹は早く部屋に入りたいようだ。

1133室の隣には部屋がない…と思っていたら急に扉が現れた。

「ここかぁ!」

祐樹は何の不安も感じずに部屋へ入った。

少しは用心しろよと思いながらとりあえず中へ入る。

部屋に入ると祐樹はいつにも増してはしゃいでいる。

部屋の中はさらに2つに部屋が分かれていた。よかった、とほっと胸をなでおろす。

「アリスの空間の中でも天気ってあるんだね!」

外は雨が降っているようだった。

僕は楽しそうな祐樹をことごとく無視し、シャワーを浴びてパジャマに着替るなりすぐベッドに入った。

「もう…戻れないんだよな。」

一人つぶやく。

今考えてみると、他愛のない、ホントに素っ気無くて味気ない毎日だったけど、必死に勉強して、必死に考えて、必死にいろんな行事に参加して…悪くなかったかもしれない。

馬鹿やって、笑いこけて、先生に反抗する友達見て、何やってんだと思いながらも他のやつらと一緒に楽しく笑って…

あんな毎日はもう戻ってこない。

そう考えたら自然と涙が頬を伝った…

あまりにも突然のことで頭が回らなかった。

でも落ち着いて考えてみると涙があふれてきた。

しかも学校のみんなはオレと祐樹のことは何にも覚えてないんだったな。

でも急に消えたってことになるよりマシか…

祐樹もきっと同じ心境だろう。明日からは共にやっていくんだ。

泣いてなんかいられない!

今日はいろいろありすぎた。ゆっくり寝よう。





「ちぇっ。竜ってノリ悪いなぁ。」

さっさと寝ちゃうし…

僕なんかきっと興奮して寝られないよ。

竜はわくわくしないのかな?

僕はこれからが楽しみで仕方ない!

学校のみんなと会えないのはつらいけどみんなも僕のことは忘れてるんだし、僕も早く忘れよう!

ここの生活にも慣れていかないと。

それにしてもヘレンって子かわいかったな。

いつか声をかけてみよう。

時計を見ようと思い、見渡したが、見当たらない。

これだけの設備だから小さいところには目が向かないのかも。

そう思いながらベッドへ向かう。

明日から仕事…あのブランって男の人クエストとか言ってたな。

仕事=クエストってことかな?

明日からクエスト頑張るぞ!

そのためにも今日は早く寝よう。




ふぅ…新人がまた来たわね。

私今まで1134部屋もよく作ったわねぇ…

自分の力に少し自身を持つ。

やっぱりたくさんの人たちがここのギルドに入ったけど何人入っても、もとの生活に戻れないと言ったときの罪悪感は消えないわね…

窓の外は雨が降り続いている。。

だめね…やっぱり私の出す空間は感情に左右されてしまう。

まだベインの空間には及ばない…もっと力をつけなくちゃ。

そしてあの子たちには力の使い方を教えてあげないと。

もしかしたらエノやノワールたちを凌ぐ強さとなるかもしれない。

そうすればベインの陰謀を止めることに近づくわ。

明日は快晴ね。

外を見ると雨はしだいに弱まりつつあった。

第四話目です。

やっと四話目です。(笑)

いつも読んでくださっている方、初めて読んでくださったかた、ホントは他の作品探してたのに間違えてここきちゃった!というかた。

読んでいただき、ありがとうございました。

次回こそ力について書くのでよろしくお願いします。

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