第9話 落ちたメモとおちたもの
夜まで続く激闘。
チアはいつもよりよわっており、些細な攻撃をもろにくらっていたが世界2位の強さでなんとか依頼を遂行しようとしていた。
チアが人知れず街を侵食していた魔人を追い詰めている。
チアは全身傷だらけだが、瞳だけは冷たく輝いている
魔人「ぐっ……お前、…その魔力どうやって……!!!」
チア「……黙れ。お前を殺すことだけが依頼だ。それだけで消す理由には十分だ」
魔法を放つ直前、チアが激しく咳き込む
>>>>ウィンズァイヤー<<<<
戦闘を終え、ボロボロの体で帰宅したチア
リビングの明かりは消えているが、テーブルにはあけびがラップをかけた夕食とメモが置いてある
「……ふん、冷めたキャベツロールか。……悪くない」
チアは力尽きるように椅子に座るが、その拍子に懐から小さいメモを床に落としてしまう
翌朝
朝、一番に起きてきたあけび
掃除機をかけようとして、チアの椅子の下に落ちているその紙を拾い上げる
「あれ? チアさん、また忘れ物かな……? 『…全魔力を対象にぶつける…ディア……モーゼ……?」
あけびがその名前を口にした瞬間、
リビングの温度が数度下がったような錯覚
そこへ、寝癖をつけたエナガがくろまめを連れて現れる。
「あけび、何見てるのよ……。
メモの内容を見る
……ッ!? あんた、それどこで拾ったの!!」
「えっ、あ、エナガさん! これ、チアさんの椅子の下に……。これ、何かの料理のレシピですか?」
「これ…師匠に教わったわ………」
「対エナガ用の禁忌の殺戮魔法よ………」
奥の部屋から、物音を聞きつけて出てきたチア。あけびが「それ」を持っているのを見た瞬間、彼の顔から血の気が引き、かつてない激しい動悸が彼を襲う
「あ………魔物がもってたんだよ…………」
「なによ、びっくりした〜www」
あけびたちはほっとしたような、胸騒ぎがしたような気がした
チョットオクレチャッタ!
ノシ




