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再会の彼方
激しい戦闘の最中、神崎は負傷者の搬送に向かう途中、思わぬ人物と再会する。
かつてMORUを離れた古い仲間、佐伯律子だった。
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律子は国連の医療支援団体に所属し、紛争地域での医療支援に尽力していた。
彼女の姿を見た神崎は胸の奥に込み上げるものを感じる。
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二人は意見を交わしながらも、かつての信頼を取り戻し、再びチームとして命をつなぐ決意を新たにする。
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一方、チームメンバーもそれぞれが過去と向き合い、苦悩と決意の中で成長を遂げる。
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神崎はみんなに語りかける。
「どんなに遠く離れても、どんなに違う場所にいても、俺たちは同じ使命を持つ仲間だ。
ここで、もう一度誓おう。命を守り抜くと」
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激動の国際医療支援の中、MORUは新たな絆を胸に前進を続ける。