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当然、断罪しますわ。  作者: 紅月
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わたくし、物語が大好きです。

今回はちょっと視点を変えてみました。

「レオノーラ・マクレガー。お前の悪虐非道な行い、許せん。よってこの場で婚約破棄と国外追放を命じる」


ハルナキス王国の王太子バーミリオンがピンクの髪をし、目が痛くなる程豪華なドレスを身に纏った男爵令嬢を抱き寄せながら豪奢な金髪の美少女、レオノーラ・マクガレー公爵令嬢を断罪した。


バーミリオンにしがみつくピンクの髪をしたノア・デドラス男爵令嬢がバーミリオンから見えない所でニヤニヤ笑った。


「承知致しました」


だが、反論も懇願も無く、レオノーラはあっさりと頷いた。


「お、お前。お前は王妃になりたくてノアに嫌がらせをしていたんじやないのか?」


バーミリオンが目を丸くしながらレオノーラを見るが、レオノーラは呆れた様に横を向き、ため息を漏らした。


「嫌がらせなどしておりませんし、婚約は王命でしたので」


レオノーラは婚約してから一度もバーミリオンに愛情を感じた事も、愛されたいと願った事もない。

全て義務、と割り切っていた。


サッ、と背を向けたレオノーラに怒りの表情を隠しもしない令嬢達が集まった。


バーミリオンはニヤニヤしながら見ていたが、レオノーラの周りに集まった令嬢達が途端に笑顔となり、口々に祝いの言葉を述べた。


「レオノーラ様、おめでとうございます」

「やっとでしたわね」

「さっさと見限れば良かったのに。お優しいから」


令嬢達の言葉に、バーミリオンは顎が外れるほど驚いた。


「ありがとう。これで父も母もやっと穏やかになりますわ」




「と、こんな感じかしら?」


艶やかな金髪をポニーテールにした美少女がふぅ、とため息を吐きペンを置いた。


「エレオノーラ。君の書く話は面白いがこの表現は現実的じゃないよ」

「えっ?何処かおかしかったですか?」


声を掛けられエレオノーラと呼ばれた少女が振り返ると、そこには濡れた様な黒髪の美貌の青年が立っていた。

感想聞かせてください、とテンプレの後書きは寂しいので、ウチの猫の事、書こうかな、と思ってます。

ウチの猫は10歳のおっさん。元野良です。

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