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コント 黒い薬  作者: 兄貴祭り
1/1

セカンドオピニオンをお勧めします

ツッコミはいません

診療室にて


患者:「先生、実はきの・・・」


医者:手をかざし患者の言葉を遮って「待った!・・・どこか体調を崩されてますね?」ニヤリ


患者:「ハッ!  なぜ?・・どうして分かったんですか!」


医者:「フッw  私くらいになるとね、この場で目の前に座るとその人がどこか病気だって分かるんですよ、しかも内科系のねっ!」


患者:息をのんで「すっすごい・・これは良いお医者さんに巡り合ったかも知れない」


医者:「それで、どうしたんですか?」


患者:「実は昨日からお腹が痛くて・・」


医者:「フッw  ボディ痛いか」


患者:「ボディタイ!僕はボディタイという病気なんですね!  触ってもいないのに何て事だ!」


医者:「フッw  私くらいになるとね、言葉だけで分かってしまうものなのですよ、しかも病名も直ぐに出てきてしまう」


患者:「ボディタイ・・先生!僕は大丈夫なんでしょうか? 治りますか? お腹が痛いだけじゃなくて、吐いたり便所に何度も行く位に下痢になってて!」


医者:「フッw  リバースとダウンバーストか・・・w」


患者:「リバース・トゥ・ダウンバースト・・・何か凄い病気になってしまった・・」


医者:「フッw  安心してください、これまでに僕はあなたの様な症状を何度も見てきました」

  「それじゃあ一度触診してみましょうか、お腹を出して」


患者:服をまくりあげながら「お願いします」


医者:聴診器を患者のお腹にあてながら「いつ頃からお腹が痛くなりましたか?」


患者:「えっと、夜寝てる間位からなんですが」


医者:「昨日は何を食べましたか?」


患者:「朝ごはんは普通に牛丼とカツ丼、10時にジャムパンとアンパンを食べて、お昼にから揚げ定食を食べてからデザートにアイスクリーム、3時には机の引き出しの奥から出てきたちょっとだけ緑色の羊かんを食べて、晩御飯にハンバーガーを5個とチキンをテイクアウトして、ラッキーにも寝る前にカバンの中から食べかけのお好み焼きが出てきたのでそれを食べて、メントスを口直しに食べてから寝ました」


医者:目を見開いて患者を見つめる「・・・・」


患者:「先生?」


医者:「ちなみに、飲み物は?」


患者:「ずっとコーラです・・一日に3リットルは水分をとらないと・・」


医者:目を見開いて患者を見つめる「・・・・」


患者:「先生?」


医者:「すみません、聞いてませんでした・・飲み物がコーラってだけ分かりました」


患者:「なるほど」


医者:「コーラが好きなんですね」


患者:「はい・・」


医者:「僕も好きです」


患者:「体型を見てそうではないかと思いました」


医者:「大丈夫です、分かりました」

  「良いお薬があります・・ただ、これは辛い副作用が・・」


患者:「この痛みが治るなら、副作用にも耐えてみます」


医者:目をつぶり一時考え込み、目を見開いて「この黒い粒です」

医者:手のひらに黒い粒を出す


患者:「なんです?黒い薬・・」


医者:「マークオブラッパです」


患者:「ラッパ・・ラッパーの薬・・ヤバ系の薬なんじゃ・・」

医者:「この黒い薬は、非常に臭い!  自分が臭いだけではなく、飲めば回りの人が避ける位に臭いが漂います」


患者:「そんな強力な副作用が・・本当に大丈夫なんですか?」


医者:「効きます」スっと患者に手を出す


患者:医者の手から薬をつまみ取って「そんな・・まさか水無しでなんて」


医者:無言で頷く


患者:意を決して飲む


医者:「どうですか?」


患者:「いや・・まだ痛いです」


医者:「そんな・・じゃあもう一粒」スっと出す


患者:エッって顔をしながら医者の手からまた摘み取って飲む


医者:「どうですか?」


患者:「いや・・まだ効いてこないです」


医者:「なんて事だ・・もうこんなに臭いのに」


患者:「臭いですか?」


医者:「臭いですね」


患者・医者:「・・・・・」


医者:「じゃあもう一粒」スっと手を出す


患者:仕方なくまた受け取って飲む


医者:「どうですか?」


患者:「えっと・・まだ・・」


医者:「じゃあ・・」


ボケボケを書いてみました

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