大会15日目 夢、復活
[夢、復活]
平成広島3年の魚里謙二郎は広島県大会で敗れたとき、自分が目指すプロ野球への道は閉ざされたと感じた。
ところがチームがこの大会の参加校に選ばれたため、1ヶ月ほど引退が先延ばしされた。謙二郎自身のやる気は充分なのだが、その打撃不振はチーム成績にも大きく影響している。
最下位で終わることだけは避けたい。自分の打率とチーム勝率がほぼ同じという現状を、謙二郎は『下の下以下』と評する。取材陣が引き上げる時間になっても、1人残って打撃練習を続けていた。
[試合結果]
・安芸工業高校 対 西日本大附属高校
附属/300 000 0/3
安芸/010 511 2x/10
安芸工業が奮闘し3連敗を阻止した。
・似島学園高校 対 本馬高校
本馬/100 120 150/10
似島/200 021 022/9
本馬は猛攻を受けるも好守で勝利した。
・平成広島高校 対 基督ガウディ高校
基督/300 023 213/14
平成/002 100 201/6
平成広島は後半に大量失点を許した。
[順位表]
1/附属/15/10-0-5/.667/-
2/基督/14/8-0-6/.571/1.5
3/安芸/12/6-0-6/.500/2.5
4/似島/13/6-0-7/.462/3.0
4/本馬/13/6-0-7/.462/3.0
6/平成/13/4-0-9/.308/5.0
[次回予告]
大会16日目
・基督ガウディ高校 対 西日本大附属高校
・本馬高校 対 安芸工業高校
・平成広島高校 対 似島学園高校
特集:苦悩! 少年の試合前!