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大会10日目 Mからの知らせ/危機は突然に

[Mからの知らせ/危機は突然に]

 小雨降る中での西日本大附属の朝練中、遅れてやってきた顧問監督から、鷹岡信彦が呼び出された。


「いま、病院にいる両親から連絡があった。妹の容態が急変したらしい。試合は休んで、病院に行ってほしい」

 信彦の顔が、はっきりと青ざめていた。急行した病院で、手術室の準備ができ次第、緊急手術を行うと医師から説明された。


 病院の待合室で、信彦は両親に話した。

「俺、野球やめる。大学にも行かない。そしたら、俺に使ってる分の金も、あいつの治療費に使えるだろ。なんなら学校に許可もらってアルバイトもするよ」

 それは高校生が決めるには重すぎる覚悟にも見えた。


[試合結果]

・西日本大附属高校 対 平成広島高校

平成/320 021 001/9

附属/120 100 220/8

西日本大附属の投手陣が最後に力尽きた。

・似島学園高校 対 安芸工業高校

安芸/001 103 105 0 /11

似島/201 021 212 1x/12

勝った似島学園は持ち味の粘りある打撃を発揮した。


[順位表]

1/附属/10/6-0-4/.600/-

1/似島/10/6-0-4/.600/-

3/安芸/8/4-0-4/.500/1.0

3/平成/8/4-0-4/.500/1.0

5/基督/9/4-0-5/.444/1.5

6/本馬/9/3-0-6/.333/2.5


[次回予告]

大会11日目

・西日本大附属高校 対 平成広島高校

・似島学園高校 対 安芸工業高校

・本馬高校 対 基督ガウディ高校

特集:ベターでない結果

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