0.プロローグ パスポートは国から出るための物であって他の国に入国すためにビザが必要
ワイはクマの霊であるクマ。なぜ死んだかよく覚えてない。速く三途の川を渡らないと。ジジ「ダメじゃ舟は人間専用よ。川に溺れる生物は人間しかねぇよ。」乗せて貰えなくて仕方なくワイが川に沿って浅いところ探して渡ろうクマ。なんか看板がある「ここがサクセスヘブンという賽の河原だ。」何か生霊がいっぱいいてスタミナ消費が刻む石ころを積み立てるクマ。「これが最後のスタミナだ、これを消費したらお布団に戻って寝る。」と生霊は最後の石ころをすでに塔のようになっている石ころの積み重ねの上に怯えながら置いた。その瞬間、おめでとうございます。の花火が空に咲けて、石ころの塔がズダズダ崩れていく、やがて地面に石ころいっぱいになる。「お前も上がったか、俺もつい先あがったよ。このスタミナいつになったら消費し切れるかな」。「ここはサクセスに点々で濁った天国よ。「大丈夫だ。その偽りの天国は9ヶ月もない内に破綻するよ。」覆面して軍人風のマッチョがゆった。「うちに来いよ、死んだら本物の天国にいける。72人の処女が待てる。死ぬまで本物のロリや美少女が遊び放題だよ。」「このロリコンども、生きても天国死んでも天国、迷うことないだろ。証拠をみせてやる。これをみろ。」軍人風のマッチョがパンツから緑表紙の小さい冊を持ち出した、これは命よりも大事の物だよ、よく見とけ。表紙に金色の「Passport to Paradise」が飾ってる。「お前らの命だ。強制はしない。生きながらキモオタとして世に蔑まれるか、それとも戦士として戦って死んで天国に行くか。自分で選べよ。」軍人風のマッチョはハローワークのポスターを置いて影がどんどん薄くなって消えていった。だがパスポートぽいなにかが消えなかった。ワイ慌ててこの天国へのパスポートを拾った。これなら三途の河を渡ったらもう天国にいけるかなクマ。その手があったか、「高天原通行手形を配ればあいつが裏切らなかったかもしれない」。火の達磨状態のサムライぽいおっさんが空に向けて叫んだ。「天下統一の宿願、何回生まれ変われようがホーリーコップの奪い合いに参加しようが吾第六天魔王は必ず成し遂げてみせる」。変なジジとババが叫び声に怯えて舟から離れた、この隙についてワイ舟に乗ったババ「無視でいい、第六天魔王と言っただろ、速く逃げんか」、ジジ「そうすね。日本の最古の中二病患者だし、最近は釘宮病の媒介者にもなった。でも職務放棄はよくないと思う」。ババ「第一級伝染病患者から離れろ。もう火の達磨でしょう、勝手に沈むよ」。「クマだけど伝染されるかな、ワイ服はないけど脱がなくてもいいかな」クマ。ジジ「しねぇよ。人間にしかかからんよ。服ないなら致し方ない、火の達磨の服もいらんよ。はやくいけ」。ワイと自称第六天魔王のおっさんは川と渡り始めたが、舟がたちまち燃え始めたが、川に水にかかって意外と火勢が弱いが、時間と共に段々火が大きくなって行く。「なんか赤と白のカラーリング鋼の舟がこっちの3倍速度でこっちに向ってる」魔王。「変だな赤くて角がある、船体にぜかましが書いてて変だなまさか伝説の消防専用船?」クマ。「キャークマダ火の達磨だ」猫を両手で吊ってるセーラー服の女の子がこっちに向って叫んだ。手が滑って猫が隙を突いて鋼の舟から川に飛び降りて泳いで逃げた。当時のワイたちはまだ知らない、後世に「死のアリス現象と呼ばれる社会現象」の遠因であった。そして放水銃がこっちに向って容赦なく撃って来る。水の柱に直撃されて魔王様が舟から落ちた。たちまち舟が鎮火されたものの、もう大分ぼろぼろになって、結局崩れた。やっぱダメかクマ。ワイも三途の川からどんどん沈めて行った。
カローン。「またなにか送られたようだな。全く迷惑だ」なんだ熊かよ。既に2匹まだ転生できてないのに、そろそろアケローン川を渡るよ、乗る人は?オボロスもってないのは知ってるよ、お前らはいい加減転生しろ、受け入れ国がないからアケローン川の前にウロウロするのもどうかと。「イヒ乗るドイツまたやばそうになった」イギリスのケトルにに似すぎて大騒ぎになったおっさんが真っ先に手をあげた。「吾乗るよ」魔王「ワイも乗る」クマ、カローン「熊を乗せて渡ったら神々に噂とかされると恥ずかしいし」、「ごめん、これは3人用だ」。そこの熊、お前は日本以外ではまだ生きているだろ。日本だけの熊?まぁそりゃそうよ。お前らは概念だろう、なぜ死んだ?始まりがあれば、終わりがあるように。創造があれば、また忘却もあるのです。永遠に続く命とか、それはただの呪でしょう。ここ、神界には、一つの伝説があり。マーラーゴビの砂漠にただ一輪の菊が咲いている、その菊の前いるアルパカに乗っている神様に祈れば、永遠の命が獲られる。カローン「クマーは慢心だな、ここは時間と空間の狭間。転生できないものと枠が足りないか受け入れて貰えない者がここに送られる。釜ヶ崎か山谷とでも思ってんのかこのくずの神々。マジでいい迷惑だ。まぁ待ってても仕方ないし、お前ら全部熊だろ、1匹に合体すれば乗せてもいいよ。「ありがとうカローン様」。こうやってワイは非実在クマ2頭を背負った。アナログマは日本の最大のヤクザにむりやり消されたのがわかるが、それを知って尚存在が人間に忘れて死んだクマーはマジ慢心だな。実体がないから転生できようもないかクマ。「カローン様優しいですね、マジ女神」金がないのが知ってても、人間じゃなくても乗せてもらえる。そろそろ着くよ。カローン「先に言っておくが、入国審査はヘルの担当なので、落とされても恨むなよ。」ヘル様は大分怒ったみたい「何を載せてるかよ!!!!」エンチャント・ファイアを叫びながら焼死のおっさんはただの自爆テロリストだろ。毎日ネットで怒りのドイツ人、お前は歴史有名のテロリストだろ。カローン「待ちや、この2人は偽善者じゃないから天国にいけないし、戦死でもないからヴァルハラにも送れない。人なら一杯殺したよ。そこは何とか入れてください」。ヘル「まぁ、よいだろ。あの熊はダメだ」「ヘル様、これを見てください」クマ。ワイは「Passport to Paradise」の冊をヘル様に渡した。「中身が白紙じゃねぇか。ばかだなこの熊。おしえてやれ、パスポートは国から出るための物であって他の国に入国するためにビザが必要だよ。そもそもうちは冥府であってヘブンでもパラダイスでもない」。冥府は動物を入れない以前に、この熊にパヨクとネトウヨの悪霊が付いているな。絶対に吾国に入れていけない。日本に強制送還。カローン「まぁ、餞別だが」、お前らを完全に一体化してあげる。お前はただの熊でラノベの主人公じゃないから天に呼ぶ地を割く能力を付与できなくてごめんよ。アナログマの電波力で人の心に声がかけるようにとある巨大掲示板の知識で人間の動きを理解しよう。これらを生かしていい熊生を送ろうぜ。目を閉じておいでよ、すぐ終わるよ。ドーン、ワイは船から落とされた。目が真っ黒、ここはどこなのかいつなのか。教えてくださいクマー。クマーは何も言ってくれない。