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040 城にて

今回は恐ろしく短い。

毎日投稿ではないのを忘れずに。

「というわけで、安全になったということを伝えに来たんだけど・・・・」



 現在、俺はアリス姫に今回の馬鹿帝国第2皇子の結末について話していた。


 城の客人と話す客間でアリス姫と向かい合って話しているのだが、その隣にはザップリンさんもいた。




 そもそも、俺達がどうやって城に入ったのか。


 答えはすごく単純である。


「伝えに来るのに、門前で公認モンスター証明書を見せて衛兵パスしたんだよね」

「それはさすがにするでしょうね・・」


 アリス姫は苦笑いをする。


 公認モンスターは人と会話したりできて、知能がそれ以上だったり、とてつもない力を持ったモンスターが登録しているものである。


 衛兵に証明書を見せることによってここに来たのであった。


 まあ、そもそも偽造とかの疑いをいわれたとしてもその場で力を示せばいいそうだが、俺の場合はアリス姫がたまに俺のところに話に来ているのが原因らしく、姫の話し相手が遊びに来ただけって感じに思われたらしい。間違ってないようなものだけど、扱い軽いな・・・。


「まあ、そういうふうに気さくにできるお主の本質が良いのじゃろう」


 ザップリンさんが出された茶をすすりながらそう言った。


「アルは高望みもしませんし、欲とかもあまりなさそうですものね。機嫌を損ねれば危険かもしれませんが、温厚だとだんだん知られてきているのでしょう」

「そういう物かな?」


 欲としては食欲があるけど・・・・・・


 でも、畏怖されたりするよりもこうして気軽に話せるほうが嬉しいからな。



「にしても、その第2皇子はなんか哀れそうで同情できませんよね」

「やっぱりそういう感想になるか」


 そこは予想で来ていたが、まあ、そこからはいつも通りの(ザップリンさんも混ぜて)の会話となった。


 こういう楽しく会話できるのが本当に幸せだと思えるんだよね・・・




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「あれが公認モンスターの神龍帝アルか・・・・」

「娘が何となく恋しているのはわかるんですけど、なんか歯がゆいわね。こうもっとぐいぐいと押し切っていくようなそんなのが欲しいわ・・・」


 アルとアリスの会話を、こっそりのぞいている国王夫妻がいた。


 だけど、実はアルには気配的にはわかってはいたものの、敵意はない感じだったのでほおっておくのであった。


 


国王夫妻・・・・っていうけど、国王の妻ってなんていえばいいんだっけ?

女王?皇后?

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