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039 とりあえず報告

短め

 とりあえず、帝国から戻った俺はすぐにギルドのザップリンさんに今回の潜入捜査の事を話した。


「なるほどのぅ。なんというか、哀れな様で同情もできぬというか」

「そんな感じの感想をやはり抱きますよね」


 評判がものすごく悪くて、最終的には完全に見捨てられる・・・・哀れだけど、同情ができないというか、もやっとするな。


「アリス姫に迷惑をかけているんだから、せめて社会的な死を徹底的にしてほしかったなぁ」

「それはさすがにやり過ぎじゃろう・・」

「あ、これお土産の帝国饅頭です」

「ありがとうなのじゃ」



 とにもかくにも、この様子だと第2皇子の件はこれで解決・・・・ということで良いのかな?



「ギルドに捕らえてある人たちはどうするんですか?」

「このままにしておいても、まあ、あの第2皇子の立場がより悪化するじゃろうし現状維持じゃな。じゃが、まあ、脅かす者はいないじゃろうと王女様に伝えたほうが良いじゃろう」

「そうしたほうが良いですかね」



 というわけで、アリス姫に伝えに・・・・待てよ?


「アリス姫って王女ですよね」

「そうじゃ」

「王女って普段は・・」

「城じゃな」

「城に入るには・・・・」

「あ」


 そこでザップリンさんも気が付いたようである。


「あー・・・城には一般人は立ち入りができんかったのぅ。王族はこの国のシンボルみたいなものじゃから、それなりに警備も敷かれておるのじゃが・・・」

「今度アリス姫が遊びに来た時に教えましょうかね・・」


 こういう安心な気持ちに慣れそうなニュースはすぐにでも教えたいんだけどね。



「待てよ・・・・・ふむ、城に行く方法はあったぞ」

「へ?」


 ザップリンさんが俺のことを見た後、何かを思いだしたようにそう言ってきたのであった・・・・。





よくよく考えたら・・・

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