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031 アララン共和国ギルドへ

再び訪れまして

短め

 つい、そのおいしいらしいモンスターの事を聞いて引き受けたのはいいけど、まずはそこのギルドマスターの話も聞くことにしたアルは、「転移魔法テレポート」で再びアララン共和国を訪れていた。



「とはいっても、そういえば以前来た時はギルドの位置を確認していなかったんだった・・・・」


 またここにきていくとわかっていれば、調べておけばよかったよ。



 まあ、ギルドの建物の位置はザップリンさんにあらかじめ聞いておいたのですぐにたどり着いたが。



「ここで間違いないかな?」


 ギルドは大抵酒場も併設されているようなので、間違いないであろう。




 中に入ってみると、他のギルドとあまり変わらない感じである。


 ただ、今日はどうも冒険者たちの数が少ないようでガラガラだった。


 受付に進み、そこでザップリンさんからあらかじめもらった紹介状と公認モンスター証明書を出した。


「すいません、ギルドマスターに会いたいんですがこれを・・・」

「はい・・・・・!?」


 紹介状と公認モンスター証明書を見た受付嬢の人が思いっきり驚いた顔になった。


「ぎ、ギルドマスターは2階の執務室ですのでどうぞ」

「ありがとうございます」


 とりあえず、2階の執務室に俺は向かうのであった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「・・・・はぁぁぁぁぁっつ・・・心臓が止まるかと思ったわ」

「どうしたんよノーモンちゃん」


 受付嬢のその様子に、隣で受付の仕事をしていた受付嬢が尋ねた。


「いやね、今の青年が持ち込んできたものをみた?」

「さっきのあなたが受付をした相手でしょ?結構なイケメンだったようだけど何か問題が?」

「いや・・・問題どころか爆弾レベルの物よ」

「え?」

「さっきの青年、公認モンスターよ」

「・・・・は?」


 その言葉に、尋ねていた受付嬢は一瞬思考がフリーズした。


 周りでなにかあったのかなと聞き耳を立てていたギルド職員もだ。


 事の重大さが分かる分、思考が追い付かなかったのである。


「こ、公認モンスターってたしか・・・・」

「ギルドが認めるヤヴァイレベルの力を持ち、知性も高いモンスターの事よ」

「いや、でもさっきの人は・・・・人間のように見えたけど?え?え?」


 受付が軽くパニックになってしまったのであった・・・・・・。




ギルド職員はそういう教育も受けているので、すぐにどんな人物か理解できてしまったのである・・・・。

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