第4次設定総集編
ちょっとわかりやすく
「ドラゴンに関して」
『ドラゴン』:モンスターの中でもかなりの力を持つものたちであり、龍族と呼ばれたり、極端に人と敵対するかそれとも友好的なのかの2極にわけられる。前者であれば討伐対象となったりするのだが、いかんせん生半可な実力では返り討ちに遭う。その体からとれる素材は他のモンスターよりも上質であり、高級でもあり、物凄い効果を持っているのが多い。
なお、ワイバーンなどは亜龍と呼ばれるようにドラゴンとはまた違うモンスターである。
ゴーレムタウンに新たに併合された雲上に巣を作っているものが多かったので、近い将来に繁殖地の一つになる可能性がある。
『神龍帝』:ドラゴンの頂点でもあり、格上の正真正銘化け物じみたモンスター。他のドラゴンたちからは圧倒的格上の存在と本能的に認識されるようであり、公認モンスターの中でもトップ争いの力を持つ。
『龍帝』:『神龍帝』に従い、眷族としてそのドラゴンの種族から進化したものたちがなる最終進化の一つとも言われている。公認モンスター登録はされてはいないが、神龍帝の眷族とその一族というくくりに入り、このことからドラゴンの討伐に関しては倒してもいいモノ(判断基準は各ドラゴンたちの総意によるもの)だけしかできなくなった。
『神龍』:『神龍帝』の娘であるセレスの種族。「神龍帝」以下「龍帝」以上の地位に値するが、龍帝たちからすれば畏怖を抱くべき相手なのだが、どうしても孫を相手にしているような気持ちになる。神龍帝とはまた違ったドラゴンでもあり、基本的に人の姿しかとらない。ただし、神龍帝の血を引いているだけあって、そのスペックも化け物じみたモノにまで成長する。
「現在判明している龍帝」
『水龍帝』:『ヒスイ』
・元の種族:水龍
・人化時の容姿:青い髪に、透き通るような青い目、身長が高めで和服が似合っているような好青年。
・ドラゴン時の姿:透き通るような蒼さという表現の似合った、長細い東洋の龍に近い。
・性別:オス
・性格:忠誠心があるが、やや特殊な性癖に近い
・一人称「わたくし」
かつて、スイレンという少女に世話されていた時代がある。
契約して、その直系の子孫を守ることにして、その彼女の子孫にあたるジーポングルの第24皇女であり、現在30代という年齢にして、見た目が幼女のジーポングル=カイレンの世話係となっている。
ただし、よくカイレンは職務から抜け出すので苦労性も最近持ち始めた。
『土龍帝』:『ドラン』
・元の種族:地龍
・人化時の容姿:人化できていないので現時点では不明
・ドラゴン時の姿:でかいごつごつとしたトカゲに近い。ただし、立派な爪や発達した前足が特徴的。
・性別:オス
・性格:温和な性格。
・一人称:不明(基本が鳴き声の会話)
元々はベースタックというところにある迷宮のボスモンスターだったが、色々あってアルの眷族となって引っ越してきた。
いつの間にか進化していたのだが、きょうも毎日のんびりと土いじりに精を出している温和なドラゴンである。
最近、ゴーレムタウン農業区画にて土壌改良作業に従事中。圧倒的格上の存在であり、自身の主でもあるような神龍帝が家庭を持ったので、そろそろ自分もつがいが欲しいかなと考えていたりもする。
『雷龍帝』:『エレク』
・元の種族:雷龍
・人化時の容姿:明るいイエローで統一されたような衣服を着た、金髪よりもさらに黄色がかった少女のような見た目
・ドラゴン時の姿:水龍帝の黄色版。ただし、電撃を纏っているのでやや発光して他の龍帝よりも目立つ。
・性別:メス
・性格:お昼寝大好きなのんびり屋。ただし、有事には有能(?)
・一人称:わたし
お昼寝大好きであり、雲上に集まっていた雷龍たちの長としての役割も一応持っていた。眷族となる際に長の座を他の者に渡したようだが、種族としては格上に進化したので群れの中での扱いは変わらない模様。
昼寝の邪魔をしたものは、容赦なく文字通りに雷を落とす。
ほんわかとした印象を持たせるが、いざという時には公私を切り替えて真面目に……なるかな?
実は既婚者だった。相手は元は同じだった雷龍であり、現在の群れの長でもある。ただし、尻に引きまくっているのでどっちが長なんだがと呆れられもしていたりもする。
『炎龍帝』:『フレア』
・元の種族:火炎龍
・人化時の容姿:ヒスイ同様和服に近い燃えるような赤さを基調としたやや30代程の見た目。やや若めの印象を与える。
・ドラゴン時の姿:元祖ドラゴンというかのような、ファンタジーでよく見るような典型的で全身が真紅のドラゴン。
・性別:オス
・性格:礼儀正しいが、やや熱血漢。
・一人称:俺
火炎龍たちのまとめ役であるのだが、その群れの中での最高齢の者にはきちんと敬意を表して時たま教えを乞う事がある。
熱血漢なところがあり、仲間を非常に大事にすることに関しては誰にも引けを取らないほどのやつである(暑苦しいが)。
水龍帝のヒスイとは馬が合わないようで、酒を飲むと大抵口論から肉体言語での喧嘩になる。
溶岩に入浴することが可能であり、世界中の火口にはいって火山浴を楽しむのが密かな趣味である。溶岩風呂に入るのが好きな、ただの熱い風呂が好きな野郎でも間違ってはいないだろう。
火の扱いに関しては一番長けており、時たまゴーレムタウンの鍛冶区画にて鍛冶をしているゴーレムたちとも共に汗を流すことがある。
「予想される残りの龍帝」
木龍帝、聖龍帝、闇龍帝の3種類。
氷龍帝とかもありそうな予感。
邪龍……なんてものもあるかもね。