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215 ノリで作ったが後悔はしていないぞ!!

100%ノリです。

ちょっと忙しいので短いかもしれませんが・・・

「・・・・なんですかこれ?」

「これまたすごい乗り物が出て来たわね」

「まあ、調子に乗って作ったからな」


 新婚旅行開始予定日の当日、アルはこの旅行で移動手段として準備していた物を今日この日初めてお披露目したのだが、アリスとランはその移動手段のモノを見て驚いていた。



 蒸気のように見せかけた煙を吐き出し、今にも動き出しそうな鉄の怪物と言ってもいいような代物。


 たまたま興味があって昔見たとある列車をモデルにして作り上げた、見た目は旧式中身は最新型の高性能魔道具(マジックアイテム)とも言えるものである。



「蒸気機関車型であり、空海陸制覇可能な『ドラゴナイズド』だ!!」



 そこには、見るものが見れば物凄くわかりやすい、蒸気機関車の様な見た目をした魔道具(マジックアイテム)があるのであった。


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『ドラゴナイズド』

某銀河鉄道をモデルにして作り上げられた星6クラス越えの魔道具(マジックアイテム)の一種。

「エミュー」の制作時のノウハウと、職人ゴーレムたちの高度な技術力、アルのチートさが圧縮された世界最高峰の蒸気機関車モドキである。

モドキなのは見た目が蒸気機関車にされているからであり、目的地を設定すれば自動的にその場所まで走ってくれる半自動式機関車なのが原因である。

C62型と呼ばれる機関車の見た目をベースにしており、燃料は魔石もあるが神龍帝の魔力を蓄えて燃焼させることによって物凄い出力を誇り、蒸気機関車以上の速度を可能とする。

ただし宇宙まで行けない。まだそこまでの技術が身についていないのが原因。


・・・・「機械の身体でも貰いに行くのですかね?」by鑑定



『ドラゴナイズド専用客車』

設計上、連結可能なうえに自力で走行も可能な客車型の魔道具(マジックアイテム)。ただし、動力集中方式で動くため、基本的にドラゴナイズドにけん引される。


「現在連結されている客車」

1両目:普通の客車の様な内装。ただし、素材は全て最高品質であり、職人のこだわりがある。

2両目:食堂車。料理専門の職人ゴーレムが配備されており、いつでも好きなものを注文して食べることができる。食材は転移板(ポータルプレート)からの現地直送。

3両目:寝台車。別に商売用に客を乗せるわけではないので、大きなベッドが設置されているだけである。ただし、防音・防爆・防水など様々なことに対して完璧である。

4両目:貨物車。客車ではないのだが、旅行先での荷物の保管用の車両。亜空間収納が仕えるとはいえ、やはり目に見えるところに置けるのは大切な事である。

5両目:救護車。万が一の大事故に備えて連結された車両。回復魔法(ヒール)があるとは言っても油断できず、もし自分がいない時でも使用できるようにと考えて作られた。



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・・・・まあ、某9が3つ付く機関車をモデルにして作ったんだよ。


 新婚旅行だし、旅行と言えば列車の旅や空の旅と連想して、いつの間にかできていたんだよ。



 蒸気機関車のような見た目をしているけど、蒸気機関車自体はまだこの世界にきちんとできていなかったりするんだよね。


 そこはまぁ、今後の人々自らの発展に願うとして、やっぱこういう列車の旅はしてみたかったんだよな。


 戦闘用の車両?そんなものはつけません。だって魔法で十分代用可能だし、そもそも公認モンスターが乗っている車両に襲い掛かるようなやつらがいるか?


 


 とにもかくにも乗り込み、発車させた。


「出発進行!」



ぽぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぅっつ!!


 汽笛が鳴り、列車が動き出す。


 蒸気(雰囲気用)を吹き出し、車輪が動き始めて前へ進む。



「うわぁぁぁあ!!すごいですよこれ!!」

「いやはや、アルって本当にすごいわね」


 その様子に、アリスもランも驚いているようである。


 次第に雲上との設置面を離れ、列車が空中を走り出す。


・・・・あ、無限軌道とかはないからね?あくまで魔法とかでその場に即席の見えない線路を敷いて乗っているだけという簡単な仕組みなのだ。



 まずは最初の目的地である、東方の島国『ジーポングル』へ出発進行!!


 不法入国とかは一応ないからね。この世界って国境とかはあるけど、厳しく規制されていないところが多いそうだ。


 ただ、一応不審な空飛ぶ物体として扱われるのなら面倒な事にもなりかねないので、到着したら空中に停車である。


 駅もまだ作っていないし、空中での停車という事になるのがなぁ・・・・・駅をこっそり建設してみたいものだ。

元ネタ確実にわかる人はいるだろう。

銀河〇道9〇9である。書いていたらちょっと見たくなった・・・・

自分ができないことを、せめて物語の中でやりたかったんですよ。

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