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018 ちょっと試しに

設定的にもチートだけどね


「よっと」


かぁん!!


「さっと」


かぁん!!


 現在、俺はちょっと鍛冶をしていた。


 自分の鱗を取って変形させて、ある物を作っているのだ。


 本当はこういうのは本職の人に頼むのがいいんだろうけど・・・・そこは抜かりなし。


 この間首都に行ったときに「鑑定」のスキルを使用して様々な人から便利そうなスキルを「コピー」のスキルで自分につけてきたのである。


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「コピー」・・他者の持っているスキルをコピーして自分のモノにできる。何度も使用可能であるが、コピーしたスキルは完全ではなく劣化版なので注意。

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 劣化版となるみたいだけど、それでも十分だった。


 とりあえず、首都で鑑定であらさがしをして見つけてコピーして「薬屋」と「鍛冶師」というスキルを手に入れた。


 鑑定した時は「魔法鍛冶師」、「聖なる薬屋」とかいうスキルだったけど劣化版だとこうなるのか。


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「薬屋」・・回復薬(ポーション)作成に関して素人よりも上手く作れるようになる。


「鍛冶師」・・様々な鍛治仕事に関して素人よりも上手く作れるようになる。


「魔法鍛冶師」・・「鍛治師」のスキルが成長したスキル。様々な効果を制作物に1つ付与できるようになる。


「聖なる薬屋」・・「薬屋」のスキルが成長したスキル。作成薬品の効力が高まる。


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 どうやら、スキルとかいう物は成長して新しく上位のスキルへと変化するらしい。


 劣化版というよりも、そのスキルの元となるスキルを手に入れることができるようだ。


・・・てことは、コピーしたこのスキルも成長させられるってことかな?


 この辺りは努力してほしいということであろう。まあ、全部チートじゃつまらないもんね。


 


 まあともかく、作ってみているものがもう少しで・・・


「こんなものかな?」


 できたのは、鱗を重ね合わせて作ったクワである。


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「神龍帝のクワ」

星クラス4の道具。耐久性に優れ、どれだけ使おうとも傷まない。頑丈さもあり、武器として使用転換も可能。土以外にも、岩石や鋼鉄などどこでも採掘可能。通常の1万倍の速さで掘ることが可能である。

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「・・・・うん、自分で言うのもなんだけどとんでもないものだな」


 落とし穴づくりとか物凄くはかどりそう・・・いや、その目的で作ったんじゃないんだった。その目的だったら某ロボットのようなドリルみたいなもののほうが良いからね。というか、使用目的が思いっきり違うんですけど。


 本当は畑の作業に役に立つかなと思ってね・・・・。部分的に人化を解いて、神龍帝の爪で耕していたんだけどさ、人化して元の手に戻したら爪の間に土がこびりついて取りにくかったんだよ。


 龍の爪と人間の爪じゃあ形が違うのに、何でそうなるんかね。



 試しに畑で使用して見た。


「よっとさ」


ザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザク


・・・物凄く気持ちいいほど耕しやすい。なにこれ、某国民的ロボットの秘密道具かよ。


「なんか面白くなってきた・・・」


ザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザ・・・・



「はっ!?」


 気が付いたら、予定以上に畑を耕し過ぎて拡張してました。


 これで他の道具とか作っていたら、病みつきになりそうで怖いな・・・・。こういう地道な作業ってなんか虜になるようなものがあるし。




 とはいえ、耕しやすかったので成功かな。


 











こういった単純作業って病みつきになったりしませんか?

包装材のプチプチくんつぶしとか

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