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138 公認モンスター・・・別格クラス同士の会話 ゼノ視点

本日3話目

めずらしく連続投稿

やや話方を忘れてますが・・・・

・・・なんといえばいいのやら、目の前にいる青年は俺と同じ転生者であった。


 ゼノはそう思いながら、目の前の相手と気軽に話す。



 家を出てからここまで来るのには本来はかなりの時間がかかる。


 だが、ゼノにとってはその道のりははるかに早く着くのだ。


 ・・・・家から全速力で走って来ただけだからな。飛ぶって手段もあったけど、こっちのほうがはるかに速いしね。



 とはいえ、息切れもせずにここまで走ってきたのは久しぶりであった。ここ数年ほどは特になにも起きず、平和な毎日であったからな。



 そして今日、興味を持って神龍帝と言うモンスターの家に訪れてきてみたわけだが、なんとなく自分と同等な存在だと感じ取れた。


 いつのまにか使用できるようになっていた「鑑定」でちょっと覗き見をさせてもらう。



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種族名:『神龍帝』

名前:アル

性別:オス

HP:ERROR

MP:ERROR


スキル:「セブンズブレス」「創造魔法」「神龍帝の威圧」「言語翻訳」「人化の術」「コピー」「亜空間収納」「鑑定」・・・・・・*スキルが切り離されて移植された部分あり。正確な鑑定不可能

称号:「すべての龍族の頂点に立ちし者」「転生者」「鈍感野郎」「ゴーレムタウンの創造主」「影の支配者(予備軍)」

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・・・鑑定測定不可能な部分があるのか。流石と言うか、チートな感じがするな。しかしスキルの移植・・・・そんなことができる話は聞いたことがないな。


 「鑑定」で見る限り、「創造魔法」とやらの力がありそうだし、こいつの方が俺よりも強いのでは?


 そしてその称号「鈍感野郎」って、「好意を持たれている相手が2人以上いて、それに気が付かない」という人につくやつだぞおい。お前はお前で苦労していそうな気がするな。


 他の称号もツッコミどころはあるけど、まずは身の上話でもしあって見るか・・・。







 話してみたところ、アルの話も俺と似たようなところがあり、なんとなく親近感がわく。


 互いに強い力を持ちながら、その力に溺れることは避けようとする感じは同じだ。


 そして、転生者と言う点も同じだけどこれも似たような境遇を持つ者同士なのかなんとなく互いに信頼をしあえるような気持になれた。


 そして、アルがした話によると、転生者は他にもいるらしい。って、帝国のギルドにいるやつも転生者かい。


 そして、盗賊とかに身を落とす者もいるようだが・・・・やはり、どういうわけか同郷の、日本人(・・・)の転生者が多いように思えた。


 あれか、神としては何かともめごとを起こしやすそうな人を探したらそういう系統の人が多そうな国に集中するのか?


 とにもかくにも、このことは後でまた考えてみることにしよう。





 その後、いつの間にか日が暮れてきたが、明日アルが穢れた地の浄化に向かうらしく、ついでに俺もその浄化に付き合うことにした。


 聖属性のブレスをぶっ放すようだし、アルの力を見る限り可能だろう。


 直撃を受けたら俺でもやばそうだからな・・・・神龍帝と言うか、ドラゴンな時点で十分その強さは理解できるしな。


 

 まあ、今日はこの家に泊まることにしたけど一応後でアリーシャたちに連絡でも取っておくか。


 彼女たちは、俺がこの世界に来てから本当に長い間一緒にいる存在だからね。


あ、手を出したら本気で攻撃してやるからな。



アルのスキルってややこしいから今回このような表記方法になったんですよね。

「コピー」でつけられるし、ゴーレムたちに移植したりしているし、今どのスキルがどこにあるのやら・・・・

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