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135 夏祭りセカンド3日目・・・裏側?

本日2話目

・・・今回は、とある方のアイディアと、作者の過去の作品からの物を混ぜて提供しております。

SIDE???



「へぇ・・・珍しいこともあるんだな」


 ・・・・どこかの人里離れた森の中。そこに建てられていた家にて、その者は届いてきた手紙を読んで思わずつぶやいた。


 彼がこの場に住み始めてもはやどれだけの月日が流れたのであろうか。


 それだけの長い月日が経ちながらも、その届いた手紙の内容は彼にとっては新鮮なモノであった。



「どうかしたのですか、あなた?」


 そんな彼の様子を見て、首をかしげながら夕食の用意をしていた女性が、手が空いたので彼に近づいて尋ねた。


「・・・・どうかしたの?」


 その場にいて、部屋の掃除をしていたもう一人が、その尻尾を振りながら彼に尋ねる。


「いや、どうもギルドからの連絡で面倒ごとがあったんだけど・・・・・」


 どこかの土地が穢れており、そこにいる公認モンスターの討伐の依頼が出ていた。


 その土地の穢れを払うために時間がかかり、行くまでには時間がかかるのだと思われていたのだが・・・・。



「なんでも、公認モンスターの一体・・・一人?がどうも穢れを一気に払える可能性があるらしくてさ、思ったよりも早くことが進みそうだという連絡が来たんだよね」


 魔道具(マジックアイテム)によってその連絡が早くもきて、そのことを彼は知った。


 

「へぇ・・・すごい人がいたもんですね」

「まったくだ。というか、この公認モンスターがいる国って・・・・孫の孫の孫の・・・・・・とりあえずアリーシャ、お前との子の子孫がいるな」

「ふふふ、そういえばそうですね」

「私の方は・・・・・」

「そっちはそっちで、今のところその国内にいるらしいぞミスト」

「そう・・・でも元気そうでよかった」


 彼の言葉に、アリーシャとミストと呼ばれたその女性たちは、彼との間に出来たこのはるかな子孫に対して健康そうなことを知って微笑む。


 長い年月が経ち、今ではもう子供を成すことができないようで、彼の能力すらも受け継げなかったようだけど、それでもその子孫が生きているのは彼らにとってはうれしい事であった。


「でも、この公認モンスター・・・神龍帝って言うのがちょっと気になるな」


 彼はそのモンスターについての情報を収集していたが、どうも気になる点があった。


「・・明日辺り尋ねに言って見るか」

「ええ、そうしたほうが良いかもしれないわね。・・・あ、もう夕食が出来ましたわよ」



 夕食の準備ができたようでいい匂いがその場に漂い、彼らは夕食をとることにした。


「・・・もしかしたら、案外俺と似たようなものかもしれないな・・・・」


 その神龍帝の事を考えて彼は・・・・・ゼノは銀髪の前髪を癖になっているのか触り、そうつぶやくのであった・・・・・。


 


 

・・・案外世界はつながっていないようでつながっている。

さて、この方はいったい誰でしょうかね?

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