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深夜も営業中

 結局朝の営業ではマイケルさんしか来なかった

お昼は営業しないので、このまま深夜の営業に


マイケル「それじゃぁ、お店始めるよ、月波は知らないと思うけど、この店は深夜の方がお客さんが来るんだ、覚悟しておけよ」


まじか…こりゃ激務だな…どのくらいくるんだろう…テーブル席もあるお店だし、私の地元のス〇バみたいな感じだろうね、まぁ私はド〇ールが一番好きだったんだけど…


???「こんばんわー」

レオン「いらっしゃい、シンディさん、今日も冷えるね…」

シンディ「めちゃくちゃ寒い…今日もお風呂入っていこうかな…いや帰りが寒いもんな…」

レオン「シンディさん、すまないんだが、新人の月波が今日からバリスタになってね、ぜひ飲んでみてほしんだ、いいかい?」

シンディ「あぁ!初めまして私はシンディ、貴方が作る物飲んでみたいわ、お願いできるかしら?」

月波「はい!もちろんです!私は南島月波と申します、よろしくお願いします」

シンディ「それじゃぁ、あったまる、スリアンティーを頂けるかしら」


まてまて…なんだそれ?聞いたこともないぞ…


月波「ごめん、レオンどんなものか教えてくれる?」

レオン「あぁ、知らなかったか、まぁ少しマイナーかもな…セイロンティーとジャムを一緒に飲むというものだ」

月波「あぁ!ロシアンティーのことか!」


結構簡単に作れるけど、紅茶をただ入れるだけでも難しい…


シンディ「どうかしら、難しいかしら?」

月波「いえ、大丈夫です、少々お待ちください」


メニューⅣ ロシアンティー(スリアンティー)


スリアンティーやニルギリ、ジャワといった紅茶をイチゴやマーマレードのジャムをスプーンでなめながら飲むもの、風味がとても豊かで体が温まる飲み物である


月波「あの、ジャムは何がよろしいでしょうか?」

シンディ「いちごジャムでお願い」


よし、あとは小皿にイチゴジャムをいれて完成!


月波「お待たせしました、セイロンティーのイチゴ添え、ロシアンティーこちらではスリアンティーどうぞ召し上がれ」

シンディ「いい香り…いただきます」


どうだろう…美味しいと思うんだけど…


シンディ「うん…マスターと変わらない味だわ…私の地元なの、スリアンが…今は戦争で大変なことになってるから地元に全然帰れてないんだけど…」

月波「そうなんですね…私と一緒だ…私も地元には帰れないんです、絶対に…」


まぁ、正直帰りたくないけど…今はここにいることが一番幸せだから…


シンディ「そうなの…あなたには私と同じような雰囲気を感じるわ、今度私の家にも来てね、それじゃぁご馳走様、おいしかったわ」



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