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０２ 入会希望者
「清涼さん！清涼さん！」
生徒会室へ歩いていると、後ろから声をかけられた。
「会長になったんですよね、おめでとうございます！」
たしか・・・同じクラスの・・・
「理良芽生です。元美化委員の・・・」
「あぁ、そうよね。理良さん。何か用事かしら？」
理良さんは、髪を低い位置で二つに結った、大人しい感じの子。
「あ、はい、これを！」
これを、と出されたのは、一枚の紙。
‘入会希望書’そこには、理良芽生の文字。
やっぱり来た！そう思った。今すぐにでも色々質問したいのだけど・・・
私は前から用意していた紙を取り出す。
‘変わった力、能力はありますか？あってもなくても、喜んで受け入れ、
歓迎し、秘密を守る事を誓います。生徒会長、清涼碧海’
おもしろ半分で考えたアンケート。
理良さんは、ちょっと何か考えた後、何か書いた。
「では、どうぞ」
かき終わったのを見て、生徒会室に案内した。
私はまだ気づいていなかった。
これから楽しくなっていくって・・・・・・
やっと二人目です！
これから登場人物がふえていきます
よろしくおねがいします！
